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知られざる選挙の「ウグイス嬢」その実態。日給上限15,000円は高い?低い??

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

今夜はNewsPicksが運営する番組「OFFRECO」にお声がけいただき、「選挙のリアリティー」をテーマとするトーク番組を収録してきました。

共演者が

豊田真由子さん
金子恵美さん
小川淳也議員
わたし

MC:吉村崇さん、大室正志さん

という濃すぎるメンツ。

先日、映画を見てご挨拶に行った小川淳也さんと早くもこうした形でご一緒できるとは、ご縁ですね…。

終わった直後の感想としては、

・豊田真由子さんがすごい
・豊田真由子さんがすごい
・豊田真由子さんがすごい

という感じなので、ぜひオンエアをお楽しみに?!8月7日に放送されるようです^^

さて、テーマは主に「選挙とお金」「選挙における『武器』」だったので、その中での小話を先出しで一つ。

やはり選挙で重要な要素の一つと言えば選挙カーと「ウグイス嬢」

「いやうるさいし、名前の連呼するだけでしょ?」

と思われる方もいらっしゃると思いますが、選挙カーによる名前の連呼が投票行動に大きな影響を与えることは過去のデータでほぼ立証されており、これをいかに効果的に行うかが文字通り勝負の分かれ目の一つです。

その声を担う「ウグイス嬢」ですが、これまだレベルがピンきりだったりします。

そしてエースクラスのウグイス嬢ともなると他陣営から注目され、選挙の度に違う政党の陣営にいる「渡り鳥」ウグイスさんもいたり…。

「レベルが高い」というのは、単に声が良い・しゃべるのがうまいというだけではありません。

例えばトップクラスのウグイスさんになりますと、

・選挙カーの中をこまめに整理整頓し、資機材を管理できる(放っておくとグチャグチャになる…)
・候補者や他の車が別行動する際、テキパキと連絡役になれる
・候補者や他のウグイスに声をかけてムードメーカーになり、雰囲気を良くする
・状況や時期に応じてしゃべる内容や声のトーンを変え、効果的なスクリプトを考案する
・選対に対して遊説ルートや演説フレーズの改善を提案できる

みたいなことをやってくれます。

実際に候補者の立場としても、「ああ、今日はこのウグイスさんが乗っているなら安心だな」と思う方がいます。

まさにそうした方こそプロであり、他の陣営からも目をつけられるエースクラスのウグイス嬢なのです。

で、現状の公職選挙法のルールですと、こうしたウグイスさんたちに払える日給上限は15,000円

一見すると悪くないように思えますが、選挙運動の時間は8時~20時。もちろんフルタイムで入らなくても良いとはいえ、選挙陣営としてはなるべく一人が長い時間いてくれた方が、引き継ぎ時間なども減らせて助かります。

そうすると時給は1200円ちょっとになるわけで、「声のプロ」に対して低すぎる対価と言わざるを得ませんし、その他にもあれこれとやってくれるトップウグイス嬢には完全に割に合わない。

そこで3万円なり5万円なりという、巷で噂の「業界価格」が払われている疑惑が生じるわけですね。

確たるエビデンスが私にはないので何とも言えませんが、話を聞く限り、こうした金額のオファーがあるのはウグイス業界にとって半ば「常識」であるという説は根強くあって、その一部だけがときどき、思い出したかのように取り締まられる現状には疑問が残ります。

私個人の選挙で言いますと、ほぼプロには依頼せずにボランティアが「素人らしさ」をウリにウグイスをやることが多いのですが、プロにお願いするなら15,000円よりもう少し出してあげたいなと感じます。

具体的には、公職選挙法は改定して15,000円を倍の30,000円までは引き上げるべきだと個人的には思います。

「なるべくお金がかからないように、各陣営がフラットになるように」

という制度思想で設計されているルールですが、抜け道が横行しているようでは、実態に合わせて適切に取り締まる方が現実的です。

こうした時代遅れの公職選挙法も、令和の時代には一つ一つ見直していけるよう国会からも提案をしていきたいと思います。

それでは、また明日。

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おときた駿

音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 36歳
1983年東京都北区生まれ。海城中・高校→早稲田大学政治経済学部を卒業後、モエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、都議会議員に(二期)。地域政党「あたらしい党」代表。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、政治や都政に関するテレビ出演、著書も多数。36歳、二児の父。日本維新の会から公認を受けた参院選にて初当選、参議院議員に。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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