東京から、あたらしくしよう

新型肺炎対策、舵取りを間違えれば内閣も都知事も吹っ飛ぶ。政治決断はどうあるべきか

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

新型肺炎(COVID-19)対策については、週末の間にも目まぐるしく状況が動いています。

専門家会議の設置が決定されたものの、政府の決定を追認するための会議体ではないか?との懸念は当初より出されておりました。

残念ながらその予感は(今のところ)的中し、これまでの政府の対応を容認し、大胆な対策や明確な指針を提示することは避ける方向性へと進んでいます。

難しい政治判断であることは確かです。大事にしないままで感染が収束すれば、風評も含めて日本や政権に対するダメージは最小限で済むでしょう。

一方で事態を過小評価して動いた後に感染が拡大した場合、文字通り日本にとっても政権にとっても「命取り」の事態が発生します。

専門家の方々は専門知識はあっても、決断することや責任を取ることはできません。重大局面での政治決断は、まさしく政治が決めることです。

今は一時的に世界から「そこまでするなんて、日本ヤバくね?」と思われたとしても、それくらい「最悪の事態」を想定した強い動きを取るべきです。

緊急立法体制の確立を含めて、維新は引き続き国会での提言を続けていきます。

参考:
新型肺炎・コロナウイルス対策は次なるステージへ。検査体制の拡充が急務

https://otokitashun.com/blog/daily/22608/

なお直近の内閣支持率調査では、軒並みどの報道でも急落が報じられており、これは間違いなく新型肺炎対応によるものです。現在の安倍政権のアキレス腱は「桜」ではなく、間違いなくこちらです。

内閣支持38%、不支持39% 1年半ぶり逆転―2月の時事世論調査
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020021400871&g=pol

だからといって野党は本件を批判・引きずり下ろしに利用するのではなく、国難には力を合わせるべきところで力を合わせ、建設的な提言をしていく必要があります。

それでも政権が意見具申を受け入れずに対応に失敗したのなら、そのときこそ本当に国民から見放されて終わるでしょう。

引きずり落としを狙って批判だけしていたら、同じ穴のムジナになってしまいます。たぶん、国民はその辺りをよく見ているので。

なお余談かもしれませんが、二期目に向けて盤石とも思える小池百合子都知事に万が一があるとすれば、この新型肺炎対策です。今のところ、都の体制もスピーディー・盤石なものとは思えません。

月末の東京マラソンは、極めて難しい選択になりますが、やはり中止を決断するのが最善手ではないでしょうか。

マラソンの後は風邪を引きやすいことが科学的にも証明されており、ここで弱った人たちに新型肺炎が拡散・重篤化するようなことになれば、それこそ五輪・パラリンピックが吹っ飛びます。

ここは大事を取って、結果として空振りでも「たいしたことなかった、良かったね」の方がいい。

国会に話を戻しますと、最新の世論調査でも74%の方が「国会は桜を見る会を優先議論するべきではない」と回答しています。

首相のヤジ云々の問題も、明らかにいま論じるべき点ではありません。

国民の皆様から切なる期待に答えられるため、今週は建設的な国会審議が行われるよう、他党の皆様にも(喧嘩腰にならずに)呼びかけて参りたいと思います。

それでは、また明日。

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おときた駿

音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 37歳
1983年東京都北区生まれ。海城中・高校→早稲田大学政治経済学部を卒業後、モエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、都議会議員に(二期)。地域政党「あたらしい党」代表。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、政治や都政に関するテレビ出演、著書も多数。37歳、二児の父。日本維新の会から公認を受けた参院選にて初当選、参議院議員に。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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