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秒単位で準備される街頭演説会、レポート配布枚数で徹底した効果測定…兵庫県伊丹市で、政治活動の真髄を見てきた

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

本日は兵庫県伊丹市に参りまして、同年代議員で友人である中田慎也さんの政治活動に参加し、勉強をさせてもらいました。


(同じく友人の前宮崎県議会議員・清山とものりさんと)

兵庫県議会議員 中田慎也オフィシャルHP
http://s-nakata.net/

中田さんは私より1歳年上の36歳。地盤も看板もない状態から伊丹市議に当選した後、政党選挙と言われる県議会議員選挙も無所属で勝ち上がったまさに強者です。

現在は自由民主党に所属されていますが、3年ほど前に「中田事務所の学生インターン生養成プログラムがすごい!」という話を聞いて伊丹まで来て勉強させてもらい、それ以来党派を超えて親しくさせてもらっています。

中田さんも私同様、「県政の見える化」「情報公開」に徹底的に拘っているのですが、スタイルはまったく違っていて。

私が365日ネット発信をするのに対して、中田さんは敢えて「アナログ」を貫く。頻繁に作成される県政レポートを、伊丹市民20万人のお宅すべてのポストに、業者を一切使わず自分たちの手で投函していきます。

市議になる前から始めているこの活動により、一枚一枚自分たちの手で配布してきた政策レポートの数は100万枚を優に超えているようです。

伝わらなければ意味がない。
知らなければ、いないものと一緒。

中身はもちろん重要ですが、こうした「伝える」「届ける」ことに徹底的に拘るスタンスは、改めて私自身も学ぶべき点が多いと思っています。

そしてそんなチーム中田は、街頭活動もすごい!来年の統一地方選挙に向けて私自身のレベルアップも図るため、今回は彼の街頭活動を間近に見ることが目的です。

まず何がすごいって、街頭活動の準備開始からスタートまで、秒単位で計測

「事務所を出てから○○駅でチラシ配布がスタートするまで、○○分かかっている」
「次の場所まで移動を含めて10分以内に行くためには、ここでの撤収は✕✕秒以内に…」
昼ごはんは早く済むから丼もの一択」※この日は手加減してもらってラーメンを食べた

といった具合に、早送りを見ているかのように中田さん自身がテキパキと動き、街頭演説が準備・撤収されていきます。

私も初めて選挙に出る時に「のぼりは一つ30秒以内に立てろ!」と教わりましたが、それを街頭演説全体にまで徹底してる感じですね…。

そして街頭演説の費用対効果は、きちんと「数字」で図る。

だいたいチラシを何枚くらい配れた…という曖昧なカウントではなく、レポート1枚単位でどの場所で、どれくらいの時間で配りきれたかをしっかりと計測・記録していく。

こうしてデータを可視化することで、自分たちの主張がどこまで伝わっているか・浸透しているかをチーム全体でしっかりと共有されていました。

私もせっかくなので少しマイクを握らせてもらいましたが、聴衆の反応やチラシの受け取り率は、他地域の選挙本番時を凌ぐ勢い。

「中田慎也」という政治家が、こうしたストイックな活動を通して非常に地域に浸透していることと、選挙の強さをまざまざと実感できた1日となりました。

選挙に勝つことが目的ではないけれど、せっかくの政策や想いも伝わらなければ勿体無い。

他にも細かな点やノウハウで、学ぶべき点も沢山ありました。

早速東京に戻って、私もあたらしい党から挑戦する仲間たちに伝え、「本気の政治活動」を行っていきたいと思います。

チーム中田の皆さま、本日はありがとうございました!

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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