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水道局のオープンデータ、かかった費用はたったの一万六千円!利便性の向上でさらなる拡大を

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

本日は決算特別委員会、水道局に対する質疑が行われ、私からは「特命随意契約」と「オープンデータ」について質問を致しました。

あくまで例外の「随意契約」が4割超残る水道局、不断の見直しで透明性の確保を!
https://otokitashun.com/blog/togikai/13144/

特命随意契約については、一昨年の同委員会でも追及・提案をしており、昨年には都政改革本部からも同様の指摘があったところです。

この際に私が見直しを求めた検針業務など、競争入札への移管が進むなど前進が見られましたが、まだまだ情報公開は十分とは言えず、引き続き随意契約比率の改善を提案していきます。

そしてもう一つ、本日はオープンデータ質疑を中心にご紹介。


東京都水道局オープンデータ一覧
https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/kouhou/pip/opendata/

私が前期からずっと継続して推進を訴えているオープンデータですが、水道局で今年3月からいよいよ本格的にスタートしました。数としては、約1,000件のデータが「オープンデータカタログ」として並んでいます

今日の委員会でこの公開にかかった費用を確認したところ、なんと16,416円という、東京都の決算では聞いたことがない金額が答弁で返ってきました(笑)。サイト公開にかかった諸費用のみだそうです。

もちろん、データ公開のために手を動かした職員のマンパワーは別途発生しているわけですが、最初からデータというのは基本的に公開すべきだという考え方のもとで動いていれば、今後派生する労力は最小限にできるはずです。

とはいえ、課題も勿論あります。

サイトを見ていただければ一目瞭然の通り、漫然とデータがズラッと並んでいるだけで、カテゴリ分けも検索機能もなし

これでは、お目当てのデータにたどり着くまでに一苦労ですし、強い目的がなくきた人であれば回れ右して返ってしまうでしょう。

公開から半年間でのトータルアクセス数は4,000弱、企業や研究者から特段の問い合わせはないとのことなので、広報や周知も積極的に行っていかなければなりません。

こうした私からの指摘に対して、まずは今後サイトを改善し、カテゴリ分けなどを行う旨の前向きな答弁がありました。

周知徹底についても、SNS発信を含めて強化するとのことで、そちらにも期待したいところです。

なお、答弁は求めませんでしたが、今年計上されているオープンデータに関する予算も数万円だそうです(笑)。

最小の費用で「データ」を有効活用し、大きくレバレッジを効かせる可能性を秘めたオープンデータについては、引き続き質・量ともに拡充することを求めると共に、私からも具体的な改善策を提案していきたいと思います。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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