こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
本日の都議会本会議にて、補正予算案は都民ファ・公明・自民(+新風自民)・民進の賛成多数で可決されました。
注目された自民党のスタンスですが、討論(意見表明)の中で
「問題点は山積みであるが、豊洲への移転を進めるための苦渋の決断」
と述べながら、賛成に回りました。野党の議会戦術としてはセオリー外でありますが、「都民の与党」としての決断だったのでしょう。
本日、臨時会本会議の最終日。
都民ファーストの会、公明党など賛成多数で、豊洲市場の追加工事費用などを含む補正予算が可決されました。
採決に先立ち、都民ファーストの会からは荒木ちはる総務会長が賛成の立場で討論に立ち、力強く意見を述べました。 pic.twitter.com/y3Bk420p5h— 【公式】都民ファーストの会 (@tomin_1st) 2017年9月5日
これにて、豊洲市場への移転が加速されていくことになります。
我が会派の荒木総務会長が討論で述べた通り、市場業者などと丁寧な折衝を重ねながら、都民や関係者が望む市場移転を推進していただきたいと思います。
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一方で、もちろん市場を取り巻く諸課題からも目をそむけることはできません。
豊洲市場および豊洲地域の風評被害対策については、早速小池百合子知事が今週末、豊洲市場に訪れることを表明しました。
小池知事が豊洲視察へ 住民対象の見学会に参加
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000109328.html?r=rss2&n=20170906062021
100の言葉より1の行動ということで、象徴的な行動に重ねて適切な情報発信がなされることを期待するものです。
また、本臨時議会を通じては、公明党からも築地再開発スケジュールについての懸念や、あるいは財政・市場会計に関連して
「長期貸付だけではなく、一般会計への有償所管替(≒売却を視野)も検討するべき」
との提案が示唆され、知事も答弁で一案として検討していく旨を述べました。
山積する課題から目をそむけることなく、議会側も積極的な改善や指摘を提案していくことが求められます。
今回の臨時議会については、都民ファーストの会について厳しい報道も多くありました。一つ一つを重く受け止めて、引き続き議会活動と党内議論を続けていきたいと思います。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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