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選挙事務所を探すのが、実は超タイヘン!な予定候補者たちの懐事情

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

連休明けから、7月の都議選に向けて事務所を拡張いたしました。4年前にも使った、いまの事務所の2つ隣の空き家を2ヶ月間限定でお借りします。

というわけで、今週は週明けからボランティアさんたちとせっせと掃除・引っ越し作業をしておりまして、

なぜか途中で北区のゆるキャラ「きたパン」が乱入。笑

ひさしの部分はまだ手付かずなものの、取り急ぎ外観はこんな感じ。昨日にはデスクやコピー機なども入り、ようやくそれっぽい体制が整いました。

ボランティアさんたちの休憩・談笑スペースも確保できましたので、ぜひ日々の政治活動ボランティアにご参加ください^^

ボランティアメーリングリストに参加希望の方は、「ボランティアスタッフ希望」と記載の上、こちらからご連絡をば。

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さて、私の場合は応援してくれている大家さんから4年前に借りた事務所をそのままお借りすることができたので、今回はかなりスムーズに選挙(予定)事務所が決まりましたが、新人候補たちにとって選挙事務所探しはかなりの難関作業と言えます。

第一に、立地などの環境です。選挙事務所といえば路面(一階)にあり、人通りが多くてスタッフも集まりやすい駅近、さらに車が停められればベスト…といったところですが、そのような理想的な物件はそもそも空きがなかなかありません。

物件を発見しても、次に大家さんの承諾という壁が立ちはだかります。賃貸物件としてテナントを募集しているとしても、

「政治・選挙事務所としての利用はNG」

という場合がかなりあります。「政治」というだけでアレルギー反応を起こす人は少なくありませんし、不特定多数が四六時中出入りするのが嫌がられることもあります。

また、選挙事務所としての利用自体はOKでも、「うちはずっと◯◯党さんの支持だから…」など、思想的なものやしがらみでお貸しいただけないこともしょっちゅうです。

そして最後に、金銭的な負担です。選挙事務所というのは通例、1ヶ月程度の「短期貸し」になりますから、借りる側はどうしても足元を見られます。

路面・駅近などの物件は元から賃貸料が高い上に、1ヶ月程度の利用といえどそこに敷金・礼金・仲介手数料あるいは保証金などが容赦なく上乗せされます。

こうなると数十万という金額で収まることはなく、23区内の一等地であれば百万単位で軍資金が投入されるということになります。

こうした選挙事務所探しですが、とにかく選挙区内を歩き回ったり、または日々の政治活動の中で出会った支援者さんが情報提供をしてくださったりと、思わぬところで出会いがあったりするものです。

最適な選挙事務所を見つける・構えるところから、候補者としての資質や運を問われているとも言えるでしょう。

というわけで、皆さまも選挙前に予定候補者の事務所を見かけましたら、

「あそこに事務所を構えるの、タイヘンだっただろうなあ…」

と、ちょびっとだけ思いを馳せていただければ幸いです。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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