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都知事追求の舞台は、総務委員会へ…で、いいのか?

都議会の話

本日は13時より自民党・公明党・共産党・民主党の
四会派による代表質問が行われました。

猪瀬都知事に対しては怒号に近い野次が飛び交い、
この日ばかりは共産党の追求にも自民党が加勢をして野次を入れるなど、
まさしく全議会一致となって知事を追求していく姿勢が露わになりました。

ただ、新聞などにも報じられている通り、
本日猪瀬都知事に対して質問をしたのは共産党と民主党のみで、
いわゆる「与党」である自公両会派は猪瀬都知事に敢えて答弁を求めず

週明けの総務委員会で追求する

という戦略を取ってきました。

「今の猪瀬都知事に都政を語る資格はないので、
 徳洲会だけでなくあらゆる分野についても答弁は求めない
「答弁を求めるだけの本会議ではしっかりとした追求ができない。
 一問一答で質疑ができる委員会の場こそ、問い詰めるのにふさわしい

というのがその理由のようです。
うーん、一理ありますが、都民目線からすると「?」ではないでしょうか。

たしかに、事前にペーパーが回されている本会議より、
多少の段取りはあるとはいえ一問一答にライブ感のある委員会のほうが
こうした問題の追求に適切であるというのはわかります。

しかしながら委員会は、

・ネット中継がない
・議事録も出てくるのが遅い

ということで、本会議に比べますとクローズド(閉鎖的)で
都民から離れた場という印象があります(傍聴席も少ないですし)。

今回の本会議で都知事に答弁を求めないことで、

「不適格な都知事を、都政のカヤの外に置いてやったぜ(ドヤッ)」

というのは大会派のプライドは満たせるのかもしれませんけど、
本義である都政が遅滞したり、「開かれた都政」が後退するものに
なるのではないかということが、個人的には懸念されました。

これを機に委員会にもネット中継が入れることが
議論の俎上に上がるといいんですけれどね…。
(もちろん、議会の中からも働きかけていきます)

以上のような理由もあり、みんなの党としては
上田令子都議がしっかりと本会議の場でも都知事に質問していきます!
明日、18時過ぎに登壇予定。まずはこちらにぜひともご注目下さい^^

そして猪瀬都知事を出席させての総務委員会は
12月9日(月)10日(火)の両日13時から
トータル12時間にも渡って行われるそうです。

おそらく、こちらも怒号が飛び交うとんでもない舞台になるかと思いますので(苦笑)、
お時間のある方はぜひとも傍聴席へと足をお運び下さい。私もいきます。

それでは、今日はこのあたりで。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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