次々と明らかになる、都議会議員の福利厚生制度!
健康診断に引き続き取材班は、次なる事態に直面した!
…とまあ妙な書き出しで始めてみましたが、
本日も議会局からお便りが来て新たな福利厚生制度を発見しました。
(別に悪いものではないと思いますが)
その名は
「全国都道府県議会 議員団体保障制度」
パンフレットには『議員の皆さまのための福利厚生制度』と銘打ってあり、
要は割安で加入できる損害保険+生命保険のセットのようです。
保険料は月々8,000円(損害保険料5,300円、生命保険料2,700円)で、
主な保障内容は
死亡保険金(交通事故): 5,100万円
同保険金(その他のケガ): 2,600万円
入院保険金(交通事故): 22,000円/日
同保険金(その他のケガ): 13,000円
通院保険金(交通事故): 13,000円
同保険金(その他のケガ): 7,500円
賠償責任: 1億円
死亡・高度障害保険金:200万円
とのこと。
契約保険会社は損保ジャパン並びにアクサ生命保険。
金額だけ考えると、同じく掛け捨ての都民共済なんかよりだいぶお得です。
参考:都民共済
http://goo.gl/5nmF6R
気になる契約団体は「全国都道府県議会議員互助会」。
これって一体なんじゃらほい?どういう運営をされていて、
どういう財源と運用で議員たちが安く保険に加入できるんでしょうか?
ググってもまったく出てこないので、
議会局の担当の方に早速聞いてみました。
…ら、議会局の方もすぐには回答できない(把握してない?)とのことで、
来週詳しい調査結果を聞くことに致しました。
「全国都道府県議会議長会」の下部組織っぽいですが、
ここがマネジメントされてるんでしょうかね…?
http://www.gichokai.gr.jp/index.html
そしてもう一つの疑問は、果たして「国会議員にも同じような制度はあるのか?」
ということですが、こちらも簡単に調べた範囲ではわかりませんでした…
なお町村議員には、あるようです。
http://www.tss.or.jp/gityou/image/pdf/dantaihosho_seido201206.pdf
でも「町村」ってことは区市は入ってなさそうだし、
そこらへんも別にあるのかな??謎は深まるばかりです…。
本件、新たな調査結果が判明次第、取材班が責任をもってお伝えいたします。
以上、現場から中継いたしました。それでは、また明日!
(ブログの方向性が迷走中)
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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