日本の夏の、てっぺんへ！ -議員のお盆編-

2013年8月14日 21:18 • 都議会の話

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「議員って、夏休みとかあるんですか？」

非常に良く聞かれる質問の一つです。
答えは、『ある人はあるし、ない人はない！』です。
（回答になってないって？）

逆から言うと議員は、サラリーマンと違って
議会や委員会などがない日は

「何時にどこに行って何をする」

ということが特に決まっていません。

地域活動や、政策実現に向けた様々な取組みなど
やることは無限にありますが、それをどういうペースで行うかは
議員ひとりひとりの裁量にかかっているというわけですね。

悪い見方をすれば、「最低限の仕事（議会や委員会への出席）」だけして
手を抜こうと思えば、いくらでも手が抜けてしまうのが実態であるとも言えます。

そういった政治家が跋扈しないように議員同士が、
また有権者がしっかりと監視の目を光らせねばなりません。
（と、自分にも言い聞かせる）

そんなわけで休みの話に戻りますと、
議員の裁量に任されているわけですから

「公人たるもの、365日仕事である！」

と、お休みを取らないことを公言する方もいらっしゃいます。
（本当かどうかはわかりませんが…）

皆さまに働かせていただいている身なので色々と考えたのですが、
私は今年は3日間だけお休みをいただくことにしました。

議員・政治家も人間なので、休みなく働いていればパフォーマンスが落ちます。
インプットやリフレッシュにあてる時間は必要ですし、あまりにも没頭して
一般人から浮世離れしていくことも民意の代表者としてはリスクとなりうるでしょう。

とまあ言い訳はこのあたりにして（苦笑）、
夏休みは昨年に引き続き、徳島の阿波おどりに参加させていただきました。

まさに、日本の夏！という感じで、
今年に入って政治活動を開始してから
初めて心からリラックスできた3日間でした。

オトキタが参加したチーム「東大連」には、
あのホリエモンも参戦！（堀江さんは東大卒、福岡出身）

「3年ぶり、二度目の東大連参加です！」

と笑いをきっちり取っていらっしゃいました^^
※堀江さんは「ライブドア事件」で3年間、懲役に行かれていたため

ホリエモンに阿波おどりを教えたのが
今年の夏のちょっとした自慢話です！

そして、政治活動から離れて…と言いながらも、
せっかくの機会ですから徳島におられる
みんなの党の大先輩を表敬訪問。

我が党では政界最古参の一人、
森本さんにお会いして色々なお話とご指導をいただきました！
阿波おどり大使も紹介していただきました。笑

そんなわけで、あっという間に過ぎ去ってしまった夢のような3日間。
明日からはまた、政治活動へと戻ります。

ちなみに周りを見ますと、やはり議員さんたちは
お盆に休みを取ることが一般的のようです。

議会や委員会はお盆にはまずなく、
世間の動きも止まりがちなお盆に休みを取ることが
議員としては最も合理的なわけですね。

お盆が開けると、各会派は9月からの本会議スタートに向けて
慌ただしく準備に追われることになります。

そんなことも言ってられなくなるかもしれませんが、
インプットやリフレッシュの時間も適度に確保しながら
しっかりと都民のために役割を果たしていきたいと思います。

夏休みも終わったので、今日からはブログも通常更新です。
それでは、また明日！

おときた駿
参議院議員（東京都選挙区） 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に（二期）。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞（第201～203国会）
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」

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