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小池知事「美術館の撮影、ぜんぜんオーケー」。都民に身近な話題で議員それぞれの個性が光る、都議会一般質問

都議会の話

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

今日は昨日の代表質問に引き続き、各議員個人が知事・執行機関に質問や提言をぶつける「一般質問」が行われました。昨日よりさらに長い約7時間半…!

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豊洲問題や五輪関係、そして知事の基本姿勢など「大きな」話題が中心となる代表質問に比べて、一般質問は細かな都政課題について、議員それぞれの立場から個性的な指摘をされる点がポイントです。

例えばトップバッターの早坂都議(自民党)が行なった

「海外の美術館は、一部を除いて作品の撮影ができる。ところが都立美術館では、逆に原則撮影禁止。写真で感動が共有できる方が、今の時代にふさわしい。撮影を原則自由にするべきでは?」

という政策提言に対して、小池知事からは「ぜんぜんオーケーだと思っている」と原稿にない前向きな答弁が行われ、その後局長からも解禁に向けて検討を開始する旨が述べられました。

美術館の撮影許可「前向きに」(NHK)
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20161005/5701482.html

他にも、都営地下鉄の全駅のトイレに温水便座を設置していく方針が明らかにされたり、

和式→洋式…次は「温水便座」 都営地下鉄の全101駅:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASJB55V6GJB5UTIL03B.html

観光客向けのWi-Fi充実や、知事の口からムスリムのための「ハラール対応」について初めて触れる場面もありました。

そして私も熱心に取り組んでいる児童養護・社会的擁護の分野に関しては、上田都議からの質問に対して小池知事が「子どもには家庭環境が望ましい。里親を中心として考えていく(要約)」と答弁するなど、確かな進展が見られました。

どうしてもニュースやワイドショーだと目立つ部分ばかりが取り上げられ、

「喧嘩ばかりしてないで、都政を前に進めろ!」

というご批判は頂戴しますが、このような都民に身近な議論や政策提言も行われているのが東京都議会です。

もちろん「ブラックボックス」な部分や、先日から繰り返し述べているように「台本議会」になっているなどの欠点もありますが、そうした点も含めて引き続き都民の皆さまに実態が伝わるように、情報発信を続けていきたいと思います。

明日も総務委員会が4~5時間ほど…なので、簡潔ながら本日はこんなところで。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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