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公共事業投資&減税は両立するか?田母神俊雄×おときた駿 緊急ガチンコ対談!

選挙の話

というわけで、選挙戦も佳境に入る中、
なんと本日は東京12区の田母神俊雄候補との緊急ネット対談が実現しました!

写真 1

東京12区(北区・足立区の一部)の選挙区事情は下記から↓
http://otokitashun.com/blog/senkyo/5176/

ほんとにドタバタで、
候補が泊まっているホテルのスタッフさんの一室で収録(笑)。

実は私、年初の都知事選挙の際の「候補者に全員会いますプロジェクト」
において、対談申し込みを華麗に断られたという経緯がございます。

今回は地元選挙区の都議会議員、ネットや若者の間で強い発信力を持つ政治家として、
先方から出演・対談のオファーをいただき、江戸の敵を長崎で討つと申しますか(?)、
非常に感慨深いものがありました^^

対談の方はなぜ東京12区を選んだのかという話から始まり、
実は田母神候補が北区(北赤羽)の「メガシティ」に1年間住んでいたという事実が発覚!
しかし、北区の印象を訊ねると、

「まあ、普通に良いところですよね。」

という衝撃の薄さだったのはご愛嬌^^
対談の内容は多岐に渡りまして、なかでも興味深かったのは経済・財政政策について。

「公共事業をやめるべきではない。どんどん政府が仕事を創りだすべき

という『大きな政府』路線を取りながらも、
ライバル公明党が推し進める消費増税・軽減税率導入に関しては

「事務手続きも煩雑だし、そもそも減税を進めるべき

と一刀両断でした。
『大きな政府×減税』は一般的に相反する概念なので、
一瞬「?」と思いましたが、良く考えるとこれはこれで一つ「アリ」なのかもしれません。

なぜなら、公共事業は予算の無駄遣いの諸悪の権化のように思われるものの、
国家予算の全体からみるとそのインパクトはそれほど多くありません(6兆円程度)。
財政圧迫の本丸は、やはり100兆円にものぼる社会保障費です。

ではこうした社会保障費の増大や、
それがもたらす世代間格差についてどう考えるか訊ねると、

「すべてを政府が面倒を見ることはもはや難しい。
 昔の家族制度を取り戻して、自分たちのことは自分と家族で面倒を見る。」
(そしてそのために、家族を持つものに有利な税制などを整える)

とのことでした。やや強引にまとめると、
「経済政策は大きな政府、福祉・社会保障は小さな政府」と言えます。

これは実は、舛添都知事あたりの政策理念と真逆だったりして、
なかなか日本の主流政治家が主張していないユニークな考え方です。
なるほど、ここでも超福祉偏重の公明党の政策と対立しているのですね。

実現可能性やその賛否はおいておくとして、

1.当然に保守的な国家観を持っており、
2.公共事業には惜しみなく予算をぶっこむべきで、
3.その代わり、社会保障なんていらないぜ!自分と家族でなんとかするぜ!

という指向の方は、田母神候補への
投票を検討されるといいかもしれません。

他にも、

・安倍首相は心の中で私に当選して欲しいと思っている。こないだは、実は私を応援にきた。
・次世代の党は高齢政治家が多く固いと見られがちだが、本当はとても風通しの良い政党
・天皇制など過激なことを言ってると思われがちだが、教育が良くないだけでむしろ当然のこと

・日本は個人資産、金融資産など合わせてまだ3000兆円あるので、財政破綻はしない
・国会議員や公務員の給料は減らすのではなく、むしろ少し良い待遇を与えるべき
私は良い人です。×2

等など、興味深い政策方針・語録が飛び出しまして、
非常に中身の濃い約40分間になったと思います。

動画がYouTubeにアップされたらお知らせしますので、
ぜひ東京12区の有権者の皆さまは(それ以外の方も!)ご覧くださいませ。

写真 2

無所属の立場ですし、どの陣営を応援するわけでもありませんが、
私自身も今日の対談内容を大いに投票の参考にさせていただきます。
田母神候補、遅くまでどうもありがとうございました!

自分も夜更かしをしすぎたようです…
それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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