※これまでのあらすじはこちら。
http://otokitashun.com/tag/tochijisen2014/
鈴木たつお候補からは、回答期限までにFAXにて
スケジュール多忙のため謝絶のご連絡がありました。
というわけで、選挙公報、記者会見・政見放送、
ホームページ上の政策集などから得た情報を元に
政策分析と所見を記載させていただきます。
鈴木たつお候補公式HP
http://suzutatsu.main.jp/
■主張のほとんどは、国政マター?
政見放送を見ると、
・憲法の改悪と戦争に反対
・名護市(沖縄)の基地問題への政府の態度について
・秘密保護法には絶対に反対
・労働者派遣法は撤廃するべき、労働組合の再生を
などなどが4分近く続きます。
都政に関することは「オリンピック東京開催は中止」という点のみでしょうか…。
公式HPの政策集も同様なのですが、
都政の政策といえる部分をピックアップしてみます。
・「日の丸・君が代」を強制する都教委の「2003年10・23通達」を撤回する
・都営交通の24時間化はしない
・解雇自由と長時間労働の「国家戦略特区」は中止
・医療・介護・福祉・保育を充実させ、労働者民衆が生きられる街を
・巨額の税金をつぎ込む新国立競技場の建設を中止し、高齢者・貧困・被災者対策に
・利益を得るのは「1%」だけ。東京オリンピック利権にむらがる金権腐敗を許さない
以上の6点。
日の丸・君が代教育に反対、規制緩和反対、
オリンピックにも反対でその財源は社会保障へ…。
ということで、かなりわかりやすいリベラルな思想・政策を持っていることが伺えます。
■おときたによる総評
選挙広報や掲示板のポスターの見出しが
「1千万人の怒りでアベを倒そう!」となっているように、
都政をやりたいというより国政にモノ申すことが主眼なのだとお見受けします。
社会保障や教育についてはかろうじて政策(思想)があるものの、
行政改革や産業政策について記載や言及がないのが残念です。
同じ弁護士ということで、宇都宮けんじ候補と主張が重複する部分も多く、
そちらに票が流れてしまうことも考えられそうですね。
余談ですが、かなり早くポスターが張り終わっていたようなので、
支援団体にはそれなりの組織力があるように見られました(HPもちゃんとある)。
リーダーシップ、組織編成力が高いのかもしれませんね。
—
お会いできなかった候補については、どうしても淡白になってしまうのですが、
以上を投票の参考になれば幸いです。
番外編・本編とまだまだ続きます!
ペースUPしていかねば…。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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Tags: 都知事選2014