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日本維新の会との協力関係解消について

お知らせ, 政策

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「都議会第1党の夢、空中分解…維・み協力解消 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)」
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130521-OYT1T01603.htm?from=tw

掲題の件につきまして、わたくしのコメントが新聞に掲載されました。
本件についての見解は、松田公太東京総支部長の発表の通りです。

日本維新の会との「棲み分け」「相互推薦」の解消について
http://ameblo.jp/koutamatsuda/entry-11535533561.html

-思うのは、今回の「慰安婦問題発言」は切っ掛けにすぎなかったということ。本当の理由は、ここ数か月の間にみんなの党と維新の会の国家経営理念の違いが徐々に浮き彫りになって、それが看過できないレベルになっていたということだと思います。-
(松田公太ブログより抜粋)

ここからは、個人的な意見も含みますが。

維新の会がセンセーションを起こし
国民が熱狂的に支持をしたのは、大阪で実行された橋下知事・市長による
「構造改革」「規制緩和」が国政でも行なわれることへの期待であったと思います。

多くの人々と同じく、当時はまだ一有権者であった自分自身も
彼や日本維新の会には大きな期待を寄せましたし、同じく「構造改革」「規制緩和」を志す
みんなの党と協力・合流していくことは自然の流れにも思えました。

しかしながら、衆院選前に日本維新の会が
「太陽の党(たちあがれ日本)」との合流を選んだ時から、
橋下代表と日本維新の会は少しずつ変わっていきます。

「構造改革」「規制緩和」に大きな期待を寄せられて
誕生したはずの政党はいつしか、「憲法改正」という目的にシフトを始めました。
3月に発表された彼らの党綱領、

「日本を孤立と軽蔑の対象に貶め、絶対平和という
非現実的な共同幻想を押し付けた元凶である占領憲法を大幅に改正する」

というあまりにも強いメッセージに、
衝撃を受けた方も少なくないはずです。


なお、元祖「維新八策」に記載されていた憲法改正案はあくまで、
「決定できる統治機構の本格的再構築」のためでした。
http://oneosaka.jp/news/120831%20%E7%B6%AD%E6%96%B0%E5%85%AB%E7%AD%96.pdf

私たちが維新の会に期待したことは果たして、

占領憲法の改正」だったのでしょうか?
今回橋下代表が踏み込んだ、「歴史認識の是正」だったのでしょうか??

やはり松田公太さんのおっしゃるように、
今回の件は最後の一押しに過ぎず、どこかが決定的にズレてきたのだと思います。

本件に関して、街頭に立っていても様々な声が寄せられます。

「政策実現のために、まずは多数派形成を優先すべきだ!」
「細かな理念よりも、政策を重視するのではなかったのか?!」

という意見には、一理も二理もあります。しかし、多数派形成に偏重し
理念を置き去りにして瓦解した、民主党政権の重い失敗があることもまた事実です。

どちらかが正しいか、現時点ではわかりません。
だからこそ、この決断を正しいものにしていくことが、
我々みんなの党メンバーの責務であると思っています。

「増税の前に、やるべきことがある」
「憲法改正の前に、やるべきことがある」

我々の目指すもの、重視するものに変わりはありません。
選挙協力がなくなっても、「構造改革」「規制緩和」など
志を同じくする政策については、今後議会で協調することもあるでしょう。

しかし、まずきたる都議選・参院選では
しっかりと価値観や政策の違いを打ち出し、
今回の決断を含めて有権者の皆さまの審判を仰ぎたいと思います。

都議選まで残り32日間、正々堂々と闘って参りますので、
引き続きのご指導を宜しくお願いいたします!

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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