構想からリアルに苦節丸1年…。
当選直後からやりたいと思っていたことが、ついにスタートできました!
その名も…「ソーシャルボイスラボ」!
http://social-voice.jp/
これはインターネット上にアップされたテキストデータ(ブログ、つぶやき等)を、
専用の解析ツールを用いて抽出・分析を行い、その結果を政策立案に反映し、
また専用サイトで公開していくという、政治家史上初の試みです。
いわゆる、「ビッグデータ分析」や
「ソーシャルメディア分析」と言われる手法ですね。
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社会には、様々な声や意見が溢れています。
これを政策や仕組みづくりに反映するのが、政治の大きな役割の一つです。
その「声」を集めるために政治家は日々駅に立ち、地域の会合に足繁く通います。
でもそれだけで、本当の「声」を聴くことができるのでしょうか?
政治家に意見を届けようとする人は、よほど思い詰めているか、
特定の思想を持っている方が大半で、多くの「普通の人の声」は見落とされがちです。
しかしながら、「普通の人の声」をいかに採用していけるかが、政治の大きな課題です。
政治家に届く声が少ない一方で、
現代社会ではネット上にたくさんの意見が溢れています。
「○○が足りない」
「もっと××なら、便利なのに…」
TwitterやFacebook、ブログや掲示板を通じて、こうした意見が表明されます。
これは、行政のアンケートでもない、政治家の問いかけに答えるでもない、
まさに人々の「生の声」「普通の人の声」です。
この「ソーシャルボイスラボ」では、主に東京都の政策や東京都民を対象として、
各種SNS上に溢れるテキストデータを分析し、様々な政策立案に活かしていきます。
また、そのデータをすべて公開することで、
サイトに訪れる様々な方々に二次利用していただくことも狙いとしています。
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政治のネット利用が叫ばれて久しく、TwitterやSNS上で
政治家と一般の方がやり取りする光景も見られるようになりました。
でもこれからの政治家は、向こうからの声を聞くだけでなく、
自分から積極的に集めていかなければいけない…。
そして、そのための技術は、すでに存在するのでは?!
そう思ったのが、この企画のきっかけでした。
本調査には、株式会社ホットリンクさまが提供する
ソーシャルメディア分析ツール「クチコミ@係長」を使用しています。
ホットリンクさまのサイトでも、ニュースとして掲載していただきました。
東京都議会議員 おときた駿(みんなの党)事務所様が
「クチコミ@係長」を利用し「ソーシャルボイスラボ」を一般公開
http://www.hottolink.co.jp/pr/news/20140828
また本調査・分析のための費用の一部には、
政務活動費を使用しています。
「人件費や広報費だけではなく、本当の政策立案のために使いたい!」
そのように思い立ったことも、
このソーシャルメディア分析に至った背景の一つです。
議会局には当初、
「前例がまったくないので、政務活動費が充てられるかわからない…」
と、かなりの難色を示されましたけど。苦笑
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とまあ、前置きが長くなりましたが、
第一回の調査報告は「オリンピック会場見直しについて」です。
http://social-voice.jp/lab/olympic-plan/
まだまだ調査解析チームも手探り段階ではありますが、
これからも継続的な調査を行い、ネット上に溢れる「生の声」を
しっかりと政策・議会活動に反映していきたいと思います。
今後の予定としては
「東京都へのカジノ誘致の賛否」
「危険ドラッグについて」
「舛添都政の中間評価」
などの解析を予定しています。
皆さまからも幅広く「調査リクエスト」を受け付けたいと思いますので、
こんな声を調査して欲しい!とのご意見は積極的にお待ちしております。
問い合わせフォームは→ http://social-voice.jp/contact/
政治家として初の試みとなるソーシャルメディア分析、
政策立案の手法を、しっかりと育てていけるよう努力していく所存です。
今後ともご指導ご鞭撻、よろしくお願いいたします。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
twitter @otokita
Facebook おときた駿
Instagram @otokitashun
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Tags: ソーシャルボイスラボ