もっと、新しい日本をつくろう

終戦記念日ですが、1年前の今頃もまさに安保法制の話をしていたでござる

日々のこと,

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

言わずもがなである終戦記念日の本日は、東京都が主催する戦没者追悼式に
会派を代表して参加した後、そのまま恒例の靖国参拝に行って参りました。

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13時前くらいにいったのですが、外の鳥居まで参拝の行列は続いており、
ダークスーツ&黒ネクタイの正装でがっつり90分並んで、
私は汗と涙でつゆだくになりました…。

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何かと政治的には触れずらい靖国問題ですが、
私は高校生の時から毎年ほぼ欠かさずに参拝し、またそれを公言しています。

「戦争は良くない。だからこそ、『その時代の正義』の犠牲になった先人たちに
 ただただ感謝をし、二度と戦争が起こらないように祈りを捧げたい」

これが私の変わらぬ信念です。
ということを政治家になった後に、小林よしのり氏を引きながら言及したところ、
見事にBlogosを中心に炎上したのが一昨年の出来事でした(苦笑)。

僕たちの世代と”戦争論”
http://otokitashun.com/blog/daily/1397/

じゃあ昨年は何を考えていたのかと
2014年8月の日記を見直してみたところ、

「その時代の正義」のため、犠牲になった先人たちへ…今年も靖国参拝を行いました
http://otokitashun.com/blog/daily/4302/

まさに安保法制・集団自衛権の話題に言及しておりました。

>そして国会だけでなく、私たち国民も大いに議論して意見を出し合いしましょう!
>国際平和のため、我が国のますますの発展のため、前に向かって進んでいくこと。
>それが靖国に祀られた、先人たちへの何よりの供養ではないかと思います。

で、この後に閣議決定と年末の衆議院選挙があったわけでして、
この点は明確に争点の一つではありました。よって今の安倍内閣を

「ブレた!」
「突然、戦争法案に突き進んだ!」

という批判は、残念ながら的外れと言わざる得ません。

もっと言えば、政治家志望の間のバイブル(?)である
「加治隆介の議」の読者であれば、日本の安全保障における論点が
20年以上前からまったく変わっていないことはご存知の通りです…。


仮想敵国は北朝鮮ですが、まさに今の国会で議論されているような
集団的自衛権・専守防衛の問題がデフォルメして漫画で書かれている。

この論点に一定の決断を出そうとしているという点においては、
「決断する」政治家としての第二次安倍内閣はなかなかのものだと思いますよ。
本当に。

70年談話:安倍晋三首相談話全文
http://mainichi.jp/feature/news/20150814mog00m010009000c.html

今回の談話についても様々な評価が飛び交っておりますが、
未来志向の文脈が貫かれていた点については、素直に評価をしたいと感じました。

日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。

しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。

日本で一番長い一日も、ひっそりと終ろうとしています。
靖国参拝や安倍首相の談話について、様々なご意見はあろうかと思いますが、
一人ひとりが想いを馳せるきっかけになることを願うばかりです。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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