もっと、新しい日本をつくろう

日本でいちばん石を投げられる職業と言われる(?)、政治家が教える「折れない心のつくり方」

日々のこと

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高知での二日目は、高知大学医学部で医学部生・医療関係の皆さま向けに
「出張おときた駿の超!リーダー塾」を開催して参りました。

「リーダー塾ってなに?」と思った方はコチラ↓
http://otokitashun.com/tag/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E5%A1%BE/

医学部生ということで、世間一般から見れば
かなりハイレベルなポジションにいる彼らですが、

「心が折れそうな時、どうすればいいのか…?」

という悩みが多いらしく、その辺を中心に話をしてくれとのオファー。
ただでさえ

「金に汚い!」
「嘘つきばっかりだ!」
「こんな社会にしやがって!」

などの批判を受けやすい上、
ネットで積極的に意見発信することで歩く着火物と化している私から、
心の鍛え方をレクチャーして参りました(笑)。

お話した内容のすべては展開できませんが、
せっかくなのでいくつかポイントを。

■他人の目が気にならない人などいない

人から色々と言われて心が折れそうになっている人に向かって、
「他人の言うことなど気にするな!」って言ってもナンセンスですよね。

人間は社会的動物なので、人目が気にならない人など(ほぼ)いません。
それは私のような歩く着火物ですら同じです。侮辱されればムカつきますし、
非難をされれば気になるしヘコみます。

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こういうのも、連発してくらうとゲンナリしてくるものです…

なのでそれは、決して自分だけじゃないのだ、
どんな凄そうな人でも人目は気になるし、落ち込むこともあるのだ
と、
気を楽にすることからスタートしましょう。

■人は、本当のことを言われると怒るものだと理解する

これ、マジで大事なポイントだと思うのですが、
人は本当のことを言われると怒ります

もう日本の社会保障制度は実は破綻してるとか、
日本は高齢者が牛耳ってて若者・女性は虐げられてるとか、
…あまりデモは効果がないんじゃないかとか…

言ったりすると!
それはもう!大炎上します!!(実体験済)

でもそれってやはり、図星をついてる部分があるから、
相手も自分を守るために必死になって反撃してくるわけですよね。

人間、怒られるのは嫌なので(政治家だってそう)、
だんだんと心が折れてこういう「本当のこと」を言える人は少なくなってしまいます。

しかし、「怒られる」のは真実に近づいているからだ!
と時に自分を奮い立たせて、突き進むことが大事なんじゃないかと思います。
ハイ。

■悩んだら相談するメンバーを決めておく

とはいえ、ゴーイングマイウェイで進むのも暴走の危険がありますし、
多くの批判に晒されていけば

「俺ってこのままでいいのかな…」
「やっぱり進む方向が、間違っているんじゃないか?」
「もう諦めた方がいいんじゃないか?」

という迷いが生じるものです。
そういうときのために私は、予め相談する・信頼できる仲間を決めています

「絶対的に味方してくれる人」を一人というよりは、
多角的な意見をもらうことも目的なので、3~5人くらいいると良いですね。
で、彼らの意見だけは必ず尊重する。

「大丈夫だ、そのまま信じて突き進め!」
「今回ばかりは、立ち止まって考えた方がいいかも…」

どちらに転ぶかはわかりませんが、
彼らから受けたアドバイスは真摯に受け止めるという「ルール」にしておくと、
ずいぶんと気持ちが楽になり、その他の声が「ノイズ」だと思えるようになってくるでしょう。

■一呼吸・一晩おいて考える

時間は偉大です。
たいていのことや感情は時間が解決します。

TwitterやLINEの登場によって、即時に色々な負の感情が
ぶつけられる世の中ですが、脊髄反射的に言い返してしまってトラブルになったり、

「もう、やーめた!!」

と決断してしまって心が折れたりしがちです。
しかし、ここは立ち止まって、一晩だけでも時間を置いてみてください。
あれこれ考えるより、単に時間をかける方が自分の気持ちが整理されたりするものです。

これは

「夜中に勢いで書いたラブレター(ラブメール)は、
 翌朝になって見るとめちゃくちゃ恥ずかしい理論」
(命名:S氏)

とも言います。
負の感情も似たようなものなんですね^^

■アウトプットのはけ口を用意しておく=ブログをつける

で、なんだかんだで最後はこれ。
やっぱりね、どこかに吐き出せることがあると人間つよいです。

特にブログは、誹謗中傷を受けたことすらネタにできるという最強ツールです。
そして毎日きちんとつけていれば、自分の感情も整理できるし、
過去の実績なども確認することできます。

「もう、やめちゃおうかな…」

と思った時、自分の過去のブログで当時の想いを確認したり、
これまでやってきた実績を眺めて再確認することで、
なんど気持ちを立て直せたかもわかりません。

わたくし、世の中の人全員がブログ(日記でも良いけど)をつければ、
マジで社会は良くなるんじゃないかと半分本気で思っているので、
ぜひ心が折れないためにも始めてみて欲しいものです。

そんなわけで、ディスカッションを含めて2時間半くらいしゃべっており、
話題は政治から女性活用、ビジネススキルの高め方まで多岐に渡ったのですが、
こんな感じで私は講演活動も行っております!と最後に宣伝。

おときた駿への講演・執筆・取材依頼について
http://otokitashun.com/offer/

話せる内容は都政や政治の話題からリーダー論、
ブログ術やネット活用方法まで何でもわりと幅広くという感じです。

特に若い世代を中心に、少しでも政治・政治家に興味を持ってもらうために
お役に立てれば…という精神で行っており、お足代+αくらいいただければ
全国各地どこでも参る覚悟ですので、ぜひお気軽にご連絡くださいませ^^

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高知までお招きいただき、二日間にわたる場を提供してくださった
Ryoma Baseの皆さま、参加者の学生・医療関係者の皆さま、
ありがとうございました!

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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