もっと、新しい日本をつくろう

「継続的」で「現実的」な改革への組織・運動づくりへ。こども@ホーム推進委員会、発足!

20150702_2306

昨日は新しい政策プロジェクトのキックオフミーティングを行いました。
議員軍団からは

上田令子 都議会議員
水野ゆうき 千葉県議会議員
いとう陽平 新宿区議会議員
三次ゆりか 江東区議会議員

そして私おときた。
欠席でしたが、井上航 埼玉県義も名を連ねています。

加えて有識者として自らも里親当事者であるホッブス美香氏、
写真には映っておりませんが早稲田里親研究会の竹中勝美氏が参加してくれています。

なんのプロジェクトかというと、私がそれはもうしつこく情報発信をしております
「社会的養護・児童養護」の改善を前に進めるためのプロジェクトです。

関連過去記事:
http://otokitashun.com/tag/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E7%9A%84%E9%A4%8A%E8%AD%B7/

スライド1

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(画像はおときた作成のキックオフMTGの資料より)

この分野に取り組む中で出会った有識者・関係者・当事者の方々と
ディスカッションを重ねるうちに、

「夏にみんなで、この問題を周知するためのイベントをやろう!」

という運びになったのですが、
単発のイベントで打ち上げ花火になってしまっては意味はありません。

継続的・現実的に問題に取り組んでいくために、
だったらこの動きを組織化しよう、議員同士の連携ができる場をつくろう!
ということで、発起人を集めてまずは昨日の会合に至ったというわけですね。

スライド8

社会問題を考える色々なセミナーやイベントに出ていつも思うことがあります。
どれも中身は非常に有意義で勉強になるのですが、

・参加するメンバーが「似たような人々」ばかりになりがち
・議員たちも結局、その場では共感するが明日には忘れる

ということが多く、広がりに欠いてしまったり、
具体的なアクションにつながらないことが多いのです。

スライド9

そこで我々は今回、議員たちによる具体的な連携・アクションが起こることを目指します。
簡単にいえば

「全国の議員が同時多発的に同じ問題を取り上げて、議会で質問しまくる」

ということです。
社会的養護の分野で問題・課題になっていることはどの自治体でも概ね同じですから、
ある自治体議員が取り上げた質問は、他の議員が平行展開してすることが可能なはずです。

敢えてうがったことを書けば、
この運動に参加する議員としても機械的に

「質問がいっちょあがり!」

になるわけで、双方にとってWin-Winとも言えます。

1回目のイベントでターゲットにするのは、
まずは要保護児童に対する行政の施設依存体質からの脱却
里親依託・特別養子縁組を促進して、すべての子どもたちに家庭を提供することです。

参考:すべての子どもに家庭を!日本で里親委託が進まない残念な理由
http://otokitashun.com/blog/daily/5128/

これは、都道府県が管轄する「児童相談所」を変革しなければなりません。
そのためにまずは、都道府県議会議員たちの連携が重要になりますが、
子ども支援センターを管轄する市区町村の議員たちの存在も欠かせません。

しかし我々が最終的に目指すのは、社会的養護・児童養護全般の問題の解決です。
先に仁藤さんとの記事で取り上げたような、虐待や非行被害に遭う
青少年の対応なども含まれてきます。

そのため、我々はプロジェクト・組織体の名前を

「こども@ホーム推進委員会」

と名づけました。
(こどもあっとほーむ、と読みます)

施設で暮らす子ども、里親の元にいる子ども、
自らの家庭に居ながら様々な困難に直面する子どもたち…
すべての子どもたちに温かい家庭がもたらされますように。

という意味が込められています。
公式ホームページも鋭利、作成中です。

キックオフイベントは8月22日(土)午後14時からの予定です。
まもなく告知&参加者募集を開始いたします。議員・関係者以外の
どなたでも参加できるイベントですので、ぜひ予定を空けておいて下さいね!

また「この運動に興味がある・加わりたい!」という議員の方、
いらっしゃいましたらぜひお気軽にご連絡くださいませ。ともに活動いたしましょう。
http://otokitashun.com/contact/

<政策>新プロジェクト開始 by水野県議
http://ameblo.jp/yuukimizuno/entry-12045799735.html
里親・乳児院ってどれだけの人が理解しているんだろう・・・ by三次区議
http://u111u.info/mdYf

昨日参加していた水野県議・三次区議も自分のブログで取り上げてくれています。
そして問題に関心がある方は、ぜひ下記の著作もご一読ください。

またこの動きについてはご報告いたしますね。
それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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