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警視庁HPに「聴覚や言語等に障害がある方へ」が追加されました!

先日、警視庁には電話による問い合わせ窓口しかないため、
言語聴覚障害をお持ちの方は連絡することができない問題を指摘し、
改善の約束をもらったことをご報告しました。

言語聴覚障害者が利用できない?!「警視庁遺失物センター」の対応が改善されます
http://otokitashun.com/blog/daily/4437/

こちらにつきまして、本日(10月14日)より警視庁ホームページに、
「聴覚や言語等に障害がある方へ」という項目及び問い合わせフォームが設置されました!
(メールアドレスの掲載ではなく、問い合わせフォームによる対応でした。申し訳ありません)

画像の一番下にご注目。
写真 1

「落し物」の項目のところに、新規で追加されていますね。
現在のところ、トップページの「新着情報」にもきちんと掲載されています。

写真 2
フローにしたがって読み進めていくと、
言語聴覚障害の方でも利用できるフォームへとたどり着くことができます。

スクリーンショット 2014-11-04 17.49.25 (2)

ここまでに少し階層を潜らなければいけませんが、
安易にトップページにメールアドレスや問い合わせフォームを設置してしまうと、

・健常者もこちらを利用してしまい、電話に比べて事務コストが激増する
・イタズラメールなどが増える

というトラブルが予想されるため、
折衷案としては仕方のないところかな…と思います。
「メールによる返信は行っていない」という強調も、若干気になるところですけど。。

小さな一歩とはいえ、目に見えた成果が出るというのは嬉しいものです!
売り上げなどの成績が、毎日目に見えた民間企業時代が懐かしい…。

とはいえ、これは警視庁HPだけの、それも一部分。
行政全体が障害者のためのウェブアクセシビリティを高めていけるよう、
引き続き政策提言を続けていきたいと思います。

前述の記事を書いたとき、社会起業家の駒崎弘樹さんが、
下記のようなtweetをしてくださいました。

>「生活空間の中にあるバグ(=不条理や不便)」を
>見つけて、解決していってくれる方が、僕はよっぽど嬉しい。
>新たな地方議員像として「社会のデバッガー」を期待したい。

地方議員(の一側面)は、社会のデバッガーであるべき!
というのは、非常に的確な指摘であると思います。

広く見渡せば、政治や行政の深淵に心が折れそうなところもあるけれど、
「社会のデバッガー」として出来ることはもっともっと沢山あるはず!
明日からも、バグ探し・デバック作業を頑張りたいと思います。

最近は会合ばかりで、すっかり夜型になってしまった…。
それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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