本日は「セッションズ」というトークイベントにお招きいただき、
ゲストとして出演をして参りました。(会場の関内遠し!)
「若手議員と考える!地域の暮らしを地方政治で良くする方法」
http://peatix.com/event/51749
そうそうたる先輩議員の皆さまと。
こうしたイベントには大変珍しく、女性議員の方が多い!
「若手地方議員と、地方政治について語り合う」
というテーマのイベントだったのですが、
この中でふと突拍子もないことを考えておりました。
地方議員も、転籍・出向できないものかしら??
どういう意味かというと、例えば東京都議会議員のオトキタさんが、
1年間だけ神奈川県議会に出向して県議会議員をやります!みたいな。
今日みなさんのお話を聞いていて改めて思ったんですけど、
当の地方議員本人すら、所属議会以外の地方議会がどんなもんで、
皆さんがどんな活動をしているのかサッパリわからないんです。
「これが地方議会の問題点だ!」
と自分が思い込んでいることも、
お隣の自治体の地方議会にいったら全然違うかもしれない。
もちろん、先進的な事例を学ぶために、
議会同士でも「視察」をしあうわけですが、
やっぱり1日や2日の視察でわかることには限界があります。
民間企業に目を向ければ、まったく同じビジネスをやっている
競合他社に普通に転職して、やり方や社風の違いを学んで、
またその経験を活かして別の場所に行ったりするわけです。
…いや、ありえない話だってわかってて書いてますよ?(笑)
地方議員だから、選出された地域のためだけに働くのが当然だとか、
信託を受けた地域以外で議員をやるなんて法律で認められないとか、
そりゃあもう現実には不可能でしょう。
だからまあ、頭の体操です。
政治の世界では、区市町村議員→都道府県議員→国会議員という
キャリアはありえても、同じライン内で変わることはまずありえません。
(まれに、区市町村議員で、引っ越ししても当選する人がいますけど)
そこで、他の地方議会で一定例会だけでも、
議員として活動できるようにしてみたら、地方議員としての
幅も能力も、めちゃくちゃ向上するような気がするんだけどなーー。
■
と、そんな取り留めもない話を考える帰路の電車内でした。
結論めいたものがなくて申し訳ありませんが、
そろそろ最寄り駅に到着しそうです。
貴重な機会を与えて下さったセッションズ運営の皆さま、
出演した議員も皆さま、ありがとうございました!
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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Tags: 雑談