次の世代に希望をつくる

合流頓挫で公明系議員が離脱へ。それは「議席の簒奪」ではないですか

日々のこと

中道改革連合が結党されたのが今年1月、衆院選が2月です。有権者はまだ半年前、この「中道改革連合」という看板に票を投じました。

その看板を下ろして元の党に戻る。これを本当にやったら、議席の簒奪、有権者への裏切り以外の何者でもありません。

合流が頓挫した以上、参院に公明党本体が残り、衆院側だけが別の党にいる状態はたしかに不安定です。組織としての一体性を取り戻したいという判断は、政党の論理としてはそうなのでしょう。

ただ、それは党内の事情です。誰のための離脱なのか。少なくとも、票を投じた側のためではありません。

とりわけ引っかかるのが比例代表です。

比例で選ばれた議員は、個人名ではなく政党名への票で議席を得ています。選ばれたのは看板のほうです。その看板を当選した本人の判断で付け替えられるのなら、比例代表という制度自体が成り立ちません。

分党という形式を取れば法的にはクリアできる、という整理もあるのだろうと思います。ですが、それは法の穴をどう通るかという話であって、筋が通っているかどうかとは別の話です。

公明党側の衆議院議員たちも、流石にそこまではやらないだろう…とは思っています。

ただいずれにしても、合流の頓挫で何ら明るい展望は見えません。臨時国会を前に、野党側の枠組みは当面固まらないでしょう。

なんだかなあと暗い気持ちになりながら、我々は我々で、やるべき仕事を進めます。

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音喜多駿

おときた駿
前参議院議員(東京都選挙区) 42歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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