読売新聞世論調査
高市内閣の支持率 71%
石破内閣の34%を上回る
第1次安倍内閣を超え歴代5位の高さ高市内閣の支持率71%、歴代5位の高さ…読売世論調査 : 読売新聞 https://t.co/XhZmzm09uH
— Mr.HR (@MisterHR_japan) October 22, 2025
高市早苗内閣が船出しました。
読売新聞の全国世論調査によると、内閣支持率は 71%。歴代でも 発足時5位 にあたる高水準で、予想を上回る勢いのスタートとなりました。
この数字は、石破政権(52%)や岸田政権(55%)を大きく上回るもの。女性初の総理という話題性だけでなく、「政策を前に進めてくれそうだ」という実行力への期待も感じられます。
また、今回の調査では 若年層や男性層の支持が特に高く、連立を組んだ 日本維新の会も支持率がほぼ倍増。
連立による露出効果が確実に成果を出しており、「連立はすでに成功」と見る向きもあります。
支持率は“ストックできない”資産。ここからが本当の勝負
ただ、ここで忘れてはいけないのは――支持率というのはストックできないということです。
ビジネスの売上や資産のように貯めておけるものではなく、あくまで“瞬間風速”の指標。今日の71%が、来月も続く保証はどこにもありません。
一時的な注目や期待で上昇した数字をどう定着させるか。
つまり「フローの人気を、ストックとしての信頼に変えられるか」が、政権・連立双方に問われる最大の課題です。
維新にとっても、今回の支持率上昇をゴールではなくスタートと捉える必要があります。短期的な露出や話題で終わらせず、政策実現力と現場での実績で評価を積み重ねていく――まさに“長期戦”の構えが求められます。
高支持率の光と影
もちろん、高い支持率は政権にとって最大の推進力です。
国民の期待があるうちに、構造改革・財政再建・社会保障の見直しなど、これまで“手をつけづらかった”テーマにも踏み込めるチャンスでもあります。
ただし、勢いが強いほど“解散風”も吹きやすい。
「今なら勝てる」「この人気のうちに選挙を」という永田町特有の空気が動き出すのは時間の問題でしょう。
高市政権にとっては、政策遂行と選挙戦略、どちらを優先するか――難しい舵取りを迫られる局面でもあります。
人気を信頼に変えるために
今回の71%という数字は、間違いなく好スタートです。
しかし、支持率は「結果」ではなく「出発点」。
人気というフローの資本を、信頼というストックに変えていくために――一つひとつの政策成果、説明責任、そして誠実な政治姿勢が問われます。
連立を組んだ維新にも「一時の風」ではなく「持続的な改革力」を示すため、地に足のついた政策提案と実行を期待したいと思います。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 42歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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