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批判を恐れず、維新はやる。憲政史上初となる、いわゆる「政策活動費」の領収書を一部公開。

日々のこと

本日、藤田文武幹事長が臨時記者会見を開き、使途公開義務のない所謂「政策活動費」の領収書を一部公開しました。

私たち日本維新の会は、政治資金の透明性向上は極めて重要であるのは当然だとしても、政党活動にプライバシーなどの機密が一定程度存在することは認める立場です。

そこで、完全にブラックボックスな現在の政策活動費はすっぱり廃止をして、第三者機関のチェック・将来的(10年後)な領収書公開を義務づける新たな制度(特定支出制度)を導入することを提言しています。

一定期間を置いた上で外交文書などの機密事項を公開することは、アメリカなどの先進国でも広く導入されている、機密性と透明性を両立させる手法・知恵の一つです。

そして、特に自分たちの身分待遇にかかわることで、言った以上はできることからやっていくのが維新の姿勢。

過去の領収書公開は想定していませんでしたが、

我々が提案した制度を導入すると、こういった情報公開が行われますよ

というイメージを示し、政治改革の議論を前に進めるために、過去の領収書を公開してマスコミに配布した次第です。

事務作業の限界もあり、直近の2023年11月・12月の2ヶ月分、600万円超の領収書を、相手先などのプライバシーに配慮し最低限のマスクをかけた上で(今回は「将来」の公開ではないので…)、領収書の原本コピーを公開しています。

会合費や調査費などの頻度・価格について、様々なご意見はあると思います。

しかし、我々には領収書に紐づかない「裏金」はないということが一定の説得力をもって示せたと思いますし、自民党や立憲民主党など政策活動費の使用実績がある政党に対する「呼び水」としても効果があったと考えています。

領収書がインボイスの要件を満たしていない・民間では経費として認定されない領収書があるなどの指摘もありました。

政治家・政治団体が領収書保存するのは記録と情報公開のためで、経費精算とは目的が異なるため、確かにそうしたフォーマットに対しては無頓着な部分もあったと思います。

私の政治団体で支出した領収書に関しても、今後はインボイスなど民間企業であれば配慮する部分について、注意を払っていきたいと存じます。

こうした批判も、公開したからこそ受けることができるもの。

完璧には遠いながらも、できる部分から実施・改善する姿勢を堅持し、政治改革を一歩ずつ前に進めてまいります。

維新「政策活動費」見直しへ 使いみちと領収書などの写し公表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240528/k10014463501000.html

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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