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自民党が反省する局面なのに…共産党&立憲民主党を攻撃?!政治改革に後ろ向きな自民の姿勢につく疑問符

日々のこと

BSフジ「プライムニュース」に出演し、自民・立憲議員の皆さまと激論を交わしました。一部はYouTubeでご覧いただけます📺️

自民党から満を持して出された政治改革案が焦点でしたが、ジャーナリストの岩田明子さんが指摘するように、後出しなのに迫力に欠け、そして「確認書」制度などわかりづらい内容。

本来重点的にやるべき「政策活動費」「企業団体献金」などは検討課題として先送りにされ、今国会においては結論を出さない雰囲気が見え見えです。

そして番組で突っ込みが入ったのは、それらと並列する検討課題として

●出版・機関誌販売事業の透明性の在り方
●労働組合等の政治活動及び政治資金等の透明性の在り方

が入っていることです。

この2つの項目は明らかに異例です。前者は共産党(赤旗)、後者は立憲民主党(連合)による政治活動を狙い撃ちしたものでしょう。

問題意識は理解しますが、自民党が反省しなければならない局面で、これを入れて来るのは明らかに何らの意図があります。

私には、同じレベルで検討課題として並んでいる「政策活動費」の議論に踏み込んでくるなら、返す刀で上記課題にも切り込むぞと圧力をかけているように見えます。

番組に出席された自民党・山下議員は誠実な説明に終始されていましたが、やはり自民党そもものが政治改革に後ろ向きと言わざるを得ません。

罰則と外部監査の強化、デジタル化の促進という最低限の最低限で終わるのではなく、政治とカネ問題の本質である「入り」の肝の部分、企業団体献金&政策活動費の是非に結論を出さなければ、とうてい政治不信を払拭することはできません。

会期末まで約2ヶ月。

自民党が独自案すら取りまとめないことで残された時間は少なくなってしまいましたが、維新版・政治改革大綱に盛り込まれた内容が一つでも多く実現するよう強く求めていきます。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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