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言語化や共有が難しい万博の魅力。むしろ「未知数」「わからなさ」に核心があるのかもしれない

日々のこと

日本中から様々な分野のグローバルリーダーが集まる「G-1サミット」に参加しています。藤田文武幹事長や私もイベントに登壇させていただき、万博や情報発信についてディスカッションさせていただきました。

登壇者も含めて色々な方と意見交換して、万博の最大の魅力ってやはり「未知数さ」「わからなさ」なんじゃないかなと思うんですよね。何が起きるかわからないワクワク感というか。

過去の万博の目的とか意義も、今振り返れば端的に国威発揚とか未来技術の結集とか言えますけども、案外と当時はとにかく未知の技術の完成やそのお披露目に向けて、がむしゃらに突っ走っていたんじゃないかなと。

なにかわからないすごいものが一箇所に集まる、そこから生まれるシナジーやシンクロニティ。その「わからなさ」「不透明さ」への期待感をどうやって情勢していくか。

情報化社会になったからこそ、人間は目に見える・わかりやすい回答を求めます。何のために、そこに何があるのか、何故それが必要なのか。

言語化・共有しやすい答えを求めたくなるけれど、それが実はよく「わからない」からこその、未来技術の結集体たる万博なのではないかと、

ただもちろんのこと、未知やわからなさというのはまさに「不安」に直結する要素でもあります。人間は未知に不安を感じるからこそ、いま費用面や建設面を忠信に大きな批判が巻き起こっています。

誰もやっていないことをやろうとすれば、それが言語化できないのはむしろ当たり前のことでもあったとしても、その不安をどう期待に・ワクワク感に変えていくことができるかどうか。

「わからないから良いんだよ!」

なんて言えば即炎上するからこそ(苦笑)、情報発信の仕方も含めて、知恵を絞って万博を盛り上げていきたいと思います。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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