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令和の政治改革は、平成元年・自民党「政治改革大綱」を超えられるか

日々のこと

自民党の政治改革・中間とりまとめが報じられました。

安倍派など3派閥解散 「派閥の解散は論点ずらし」批判の声も 「中間とりまとめの論点」“連座制”の適用も明記へ 自民党の裏金事件
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/955646

政治家本人に罰則が及ぶ「連座制」の適用が明記されたのは良かったと思いますが、やはり中心となる論点は政治資金パーティーや派閥のあり方に置かれているようです。

ただどこまで言ってもまずは

「なぜ派閥が必要だったのか」
「どうしてそんなにお金を集めていたのか」

という根源的な問いに向き合わなければならず、その先は選挙制度と地続きです。

仕組みとして選挙にカネがかかる。

政権交代が起きない反面、党内に派閥が生まれて、権力闘争や擬似的な政権交代を繰り返す。

こうした深刻な課題に正面から向き合い、一定の解決策を提示したという点で、平成元年の自民党「政治改革大綱」は秀逸なものでした。

が、実現しなかったから0点なわけですが…。

一応、今回の自民党「中間とりまとめに向けた論点」の中で『不断の改革努力』という項目に選挙制度などについて触れた部分がありますが、どこまで包括的な内容になるのか。

こうした自民党の動きも注視しつつ、維新としてはまさに政治資金問題と「地続き」である選挙制度(議員定数を含む)まで含めた政治改革案を取りまとめたいと考えています。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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