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派閥の解消と執行部刷新・世代交代…が、できないからこその大自民党問題

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

連日、裏金問題とその捜査に関する続報・ニュースが止まりません。私のブログもその話題ばかりになって恐縮なわけです…。

どこまでこの問題が深刻化するのか見当もつかない状況ですが、「じゃあ一体どうすれば岸田総理 or 自民党は復権できるのか」について少し考えてみたいと思います。

●派閥の解消(少なくとも岸田派の解散)

まず多くの有識者が指摘をしているのがこれです。

派閥という政策集団・政治団体をつくり、そこで金銭を管理する。このやり方が金権政治の温床となることはリクルート事件等の不祥事が起こるたびに常に指摘をされ続けてきました。

この派閥はもう辞めると宣言して、実際に解散する。

今回は無傷で高みの見物をしている派閥の領袖たちのコンセンサスが取れないというのであれば、まずは総理のリーダーシップで自らの岸田派の解散は宣言するべきでしょう。

実際、岸田総理は派閥離脱ではなく派閥の解散を宣言したかったものの、周りに羽交い締めにされて止められたとの説も永田町には流れています。

●総理を交代して30代・40代の若手で政治改革・救国内閣の組閣

そしていずれかのタイミングで、総理の交代は避けられないことはもはや自明でしょう。岸田総理には無念でしょうが。

ここで茂木氏や石破氏などが登板しても、国民から見れば政治不信を払拭するに至る清新なイメージはありません。

そこで、首相(総裁)には史上最年少の40代を選出。周りの党三役や閣僚もすべて30代・40代で固めて、刷新と政治改革をアピールする。

そしてただのPRにとどまらず、このしがらみの少ない若い世代が実際に政治改革に着手することができれば、イメージだけでなく本当に日本の政治を変えていくことが期待できます。

とまあ書いてて思いましたが、こういうことができないからこその自民党なんですよね…。

今回の裏金問題は、かつてのリクルート事件や佐川急便事件などと異なり、企業が絡まずに政治家たちが自主的に裏金づくりをしていたという点で、憲政史上もっとも悪質だと指摘をする人もいます。

自民党がどう自浄作用を働かせるのか、野党の役割は何か。

週明けから我々も、政治資金規正法の改正について議論と検討を加速させていきます。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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