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総理が旧統一教会関係者と面会??政治家はどこまで面会した人の顔と名前を覚えていられるのか問題

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日も夕方に旧統一教会への財産保全をめぐり、与野党協議が開催されました。

なかなか主張の溝は埋まりませんが、最後まで与野党両案がどちらも成立するように働きかけていきたいと存じます。

さて、そうした中で今朝の朝日新聞がスクープ(?)を打ってきました。

「首相、旧統一教会系トップと面会」 19年に党本部で 関係者証言
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbc8f259351ac41ba2add4fd301d935f785847f0

> 岸田文雄首相が自民党政調会長だった2019年、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体のトップと自民党本部で面会していたと、複数の関係者が朝日新聞の取材に証言した。

>岸田氏はこれまで教団との関係について「知る限り関係はない」とし、閣僚や党所属国会議員に点検や説明、関係の見直しを求めていた。自身の説明責任が問われることになる。

>関係者によると、岸田氏は党政調会長だった19年10月4日、党本部で来日中のニュート・ギングリッチ元米下院議長らと面談した。この場に、教団の友好団体「天宙平和連合(UPF)ジャパン」のトップである梶栗正義議長が同席していたという。

うーん、この批判は…。

私自身も自民党と旧統一教会は強い結びつきがあったと思いますし、総理も自民党も特定宗教団体に忖度をしすぎだとは思います。

またこうした修正協議の最中に、改めて旧統一教会の問題にスポットライトが当たるのは、世論の後押しが生じるという意味では率直にありがたいことです。

しかしながら、そう思う私から見ても、この報道内容で岸田総理を批判するのはちょっと無理があると思います。

アメリカの元下院議長が表敬訪問に来たら、そりゃあなかなか断ることはできないでしょうし、その大勢の御一行の中に教団関係者が数人いたところで、それを把握することはほぼ不可能でしょう。

「政治家は人の顔と名前を覚えるのが仕事だろう!」

と言われることもありますが、私も人の顔を覚えるのは大の苦手ですし、総理や自民党の役職クラスで大勢の人と毎日面会していればなおさらです。

これくらいの接触で「教団と深い関係があった!」ということはできないと思いますし、そんなこと言ったら私も自分が主催したタウンミーティングに、某宗教の熱心な信者さんが毎回のように参加してくださっていた時期もありました。

それをもって深い関係があったとは言えないでしょうし、メディア側ももう少し冷静な対応が必要なのではないでしょうか。

繰り返しになりますが、このタイミングでの報道は世論喚起としてはありがたい反面、それはそれ。

内容については是々非々で、岸田総理の揚げ足を取るのではなく、正面から被害者救済の必要性を訴えて包括的財産保全の法案成立を目指したいと思います。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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