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総理に批判を届かせないのが、閣僚としての器量。ならば河野太郎大臣の一連の対応は…

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

今日は国会議員団役員会→幹事長記者会見が行われていましたが、国会閉会中で政治ネタが少ないこともあって、凄い数の記者さんたちが来ていました。

「河野大臣は態度悪い」維新幹事長がマイナ問題で能力を痛烈批判
https://www.fnn.jp/articles/-/559147

で、切り取りによって面白おかしく印象操作がされてしまったりするわけですが…。

藤田幹事長が補足説明しているように、維新は一貫してマイナンバーについてはヒューマンエラーが起こり得ることは前提として、再発防止に努めながら前に進むべきという主張をしてきました。

ただ、起きてしまった後の危機管理対応について、今の政府や河野大臣のやり方・姿勢は稚拙と言わざるを得ません。

河野太郎大臣の突破力や発信力には、私も強く期待をしている人間の一人です。しかし、その強烈なパーソナリティはときにマイナスにもなりえます。

まさに今回がその典型で、国会質疑におけるぶっきらぼうな答弁や、歯に布を着せぬ記者会見は「反省していない」「偉そう」と国民の反感を買ってしまいがちです。

結果、その批判は閣僚である河野太郎大臣個人にとどまらず、政府全体や岸田総理にまで向かってしまっています。

昔、ある閣僚経験者の方が

「自分が担当している政策がどんなに批判を浴びても、その批判を総理にまで届かせないことが閣僚としての器量だ

とおっしゃっていて膝を打ちましたが、残念ながらその観点からすると、河野太郎大臣の姿勢は火に油を注いている感が否めません。

政権の支持率を大きく左右するまでになってしまったマイナンバー問題。しかしデジタル社会へのパスポート・行政改革の端緒としていぜん必要不可欠な存在であることは間違いありません。

河野太郎大臣にはより丁寧なコミュニケーションを期待しつつ、我々からも民間企業と同等のリカバリ対応を提案していきます。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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