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10増10減で阿鼻叫喚の与党(自公)体制では、国会議員の身分改革はできない

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

今日は北区JCメンバーとして飛鳥山で行われていた「SDGsまつり」の運営。

前日の夜警~当日は500名のノルマを背負ったアンケートとなかなか過酷なミッションでした。しかし当日くらいしか参加できていないので、与えられた責務は果たさねば…!

午後から晴れてきて直射日光がマジきつかったですが、アンケート特典の冷えたポカリスエットにも助けられ、なんとか15時にはノルマ500の回収を達成!

佐藤こと実行委員長を始めとするスタッフの皆さま、ご来場いただいた方々、ありがとうございました!

国政マターでは、吉村洋文共同代表のインタビュー記事が話題になっています。

自民党も旧民主党も、当時の野田総理と安倍総裁の党首討論で国会議員定数の「大幅削減」を約束したにもかかわらず、小手先の定数是正を繰り返すだけでその約束はまったく履行されていません。

しかし私も国会議員になってつくづくわかったのは、議員たちの議席にしがみつく想いの強さと、自民党では絶対に議員定数削減はできないということです。

今回の定数是正、10増10減をしただけで与党内は阿鼻叫喚の地獄絵図。いまだに自民党の候補者が決まっていない地域もあれば、これによる議員の国替えが原因で自民と公明の間には深い亀裂が入りました。

議席そのものが既得権化をしているため、それを自ら減らして手放すことがまったくできなくなってしまっているというのが、今の日本政界の実態なのです。

国会議員の定数削減を断行するには、議席数や選挙区については国会議員が決めるのではなく、第三者委員会的な組織に意思決定を委ねる案がありますが、この権限委譲自体にも意思決定が必要なので、やはり現在の国会構造では不可能です。

結局、議員の身分のあり方について抜本改革を提唱する政党が政権交代を起こさない限り、議員定数の議論は大胆には進まないということになります。

今の停滞した国会・政界に大きなさざなみを立てるためには、ぬるま湯に浸りきった今の国会議員たちに火をつける身分改革が必要不可欠。

この維新のオリジンも大切にしながら、夏の政治活動にも邁進してまいります。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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