こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
解散総選挙も見送られると、にわかにまた政局分子が動き出すわけで。
立憲・小沢一郎氏らが「野党候補一本化」求め「有志の会」設立「泉下ろし」進むも他党は冷ややか
https://news.yahoo.co.jp/articles/c466a92a1a3db566033c80b5c1f214cca34d3dd9
重鎮を含む立憲民主党の一部が「野党一本化」に向けて記者会見。こういうの、まずは組織の内部で議論してからやるものなんじゃない?いきなり記者会見したらそれ倒閣運動じゃない?と思うのですが、まあそれはそれとして。
すでに多くのツッコミが入っている通り、維新も国民民主党もれいわ新選組の野党間の候補者調整は「ない」と明言しているわけですから、これは実質的に
・共産党との候補者調整を始めたい
・それを否定する執行部を引きずり降ろしたい(あるいは方向転換させたい)
ということだけに思えます。
立憲共産党路線に回帰するのはご自由にやられたら良いと思うんですけど、もし本気で野党候補を一本化するなら、この記者会見をした「発起人」のうち半数は「私は降りて、他の野党に枠を譲ります!」って言わなきゃウソですよね。
自分は降りないけど野党一本化を求める、というのは相手(他の野党)に「降りろ」「立てるな」と言っているだけなので、まったく意味がないというか、むしろマイナスのメッセージにしかならないのではないでしょうか。
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冒頭で述べたような、仁義も切らず突然記者会見をするあたりの「政局臭さ」も含めて、こういう自己中心的な政治家の動きに有権者の心はますます離れていくのではないでしょうか。
維新はこうした野合とは一線を画して、秋以降の決戦に向けて「全選挙区擁立」を目指してまいります。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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