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大義なき解散はやはりできず。しかし政界に「不気味さ」を印象付けた岸田総理の謎ムーブ

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

岸田首相 “今国会の会期内では衆議院を解散しない”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230615/k10014100431000.html

夕方の記者会見で岸田総理が「解散なし」を宣言し、突風が吹き荒れていた解散風についに決着がつきました。

個人的に解散する大義も立たないので「ない」と予想はしていたものの、それにしても岸田総理の行動・思考回路は「読めない」ことばかりでした。

調査データを見た、公明党との関係を配慮した、総裁選への時期から逆算した…等など色々な説が飛び交うものの、一番強く残った印象は「岸田総理は何をするかわからない」という点です。

今回の解散判断について様々な評価はあると思いますが、この「不気味さ」を残したことが政局的には最大の効果だったような気がします。

自民党内政局で仕掛けようと考えていた有力政治家たちも、この不気味な宰相・総裁と闘うのは難しいなと感じたのではないでしょうか。

そして不信任案を懐に抱えて右往左往していた立憲民主党は、最後は岸田総理に助け舟を出された形でメンツが丸つぶれに。総理の決断より早く不信任案提出を発表していればよかったのにね…。

いずれにしても維新にとっては、少し準備をする時間ができて良かったのではないかなと感じています。

「不気味」な宰相が次にいつ、どのような揺さぶりをかけてくるのか。

泰然自若と打ち返せるよう、抜かりなく候補者擁立と政策立案を進めていきます。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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