もっと、新しい日本をつくろう

気にするのは政治家だけ?でも「出身地」「出生地」ってどこだ!

日々のこと, ,

昨日、とある地方議員さんとウェブについて情報交換をしていて、
彼のプロフィールページをみたらこうなっていました。

「東京都出身、◯◯区育ち」
※◯◯区は彼の選挙区

てっきり生まれは別の区なのかと思ったら、
生まれ育った実家はずっと◯◯区になるとのこと。
じゃあどうしてこの書き方にしているのかと聞いたら、

「生まれた病院は隣の区だったから」

…なんですと??

shussinchi-teigi
画像引用元

政治家、特に地方議員にとって出身地は重要です。
「その街で生まれ育った」というのは強い共感ポイントであり、
まあ言うなれば選挙の時に『票になる』大事な部分なわけですね。

で、ご多分もれず自分も

「北区生まれの北区育ち」
「北区のオトキタです!」

と連呼してきたわけですが、
私の出生病院は帝京病院(ギリギリで板橋区)です。

え、もしかして僕、すごい嘘ついてました…??

というわけで気になって軽く調べてみたのですが、
「出身地」には法的な定義はないようです。

唯一政府系の調査で使ったと思われる定義は、
国土交通省が首都圏在住者の出身地を調べるときに用いた

「15歳くらいまでで最も長く住んでいたところ」

というものみたいですけど、
これまた曖昧模糊とした感じですなぁ…。
(※ただし、以上の情報ソースはネットのみです)

一方の「出生地」はきちんと位置づけがありまして、
まさしく生まれた場所の住所、つまり病院なら病院の住所になるようです。
私の場合なら板橋区の帝京病院ですね。

つまり。

◯◯生まれ、◯◯育ちという表現の「生まれ」が
『出身地』なら嘘ではないものの、『出生地』とするなら
正確な表現を欠いていたことになります…。

両親はずっと北区王子本町に住んでるし、
本籍もそこだから何も疑問に思ってなかったのですが、
次回からは

「北区王子本町に住む親の元、板橋区の帝京病院で生まれた北区のオトキタです!」

という風になるのかしら。
いや、これもなんか違う気がする。。

皆さん、政治家の出身地・出生地をどこまで気にされるんでしょうか。
何かご意見があればお聞かせ下さいませ。

明日からは平日ですね。
ブログも議会・都政ネタに戻りたいと思います。

それでは、また明日。

個人献金のお願い
ボランティアスタッフご登録のお願い
音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

友だち追加
twitter @otokita
Facebook おときた駿
Instagram @otokitashun

Tags: , ,

ページトップへ