こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
国会が閉会してから、にわかに防衛費の財源議論が加速してきました。国会中にスタンスを示すと追及されるのでそれを避けたという、わかりやすい逃げの姿勢です。
強気の発言を繰り返す総理と、自民党内では東日本大震災の「復興増税」を延長・転用して所得税を増税するプランがまとめられつつありますが、とんでもない話です。
以前のブログで書きましたが、東日本大震災の復興のために増税する際には、国会議員もきちんと負担を分かち合うべきと、歳費の2割カットが行われました。
しかしながら、この歳費カットはなぜかたった2年間で終了され、国民の所得税増税だけが何十年も続いています。
それをさらに延長しようというのならば、当初の姿勢に立ち戻って「まず国会議員から負担しろ!」という声が上がるのは当然のことです(負担したら増税しても良いわけではありません。念のため)。
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国民に約束した国会議員の定数削減も先送りされ続け、いわゆる「文書通信交通滞在費」の情報公開すらなされていない国会改革を行うことこそが先決です。
防衛費は国民がその重みを分かち合うべきという総理の考えのすべてを否定するものではありませんが、国会議員が率先してその重みを背負わないようでは、まったく説得力がありません。
引き続き増税には強く反対し、国会改革を提言してまいります。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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