こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
防衛費を巡る財源議論が活発に行われる中、閣僚から公然と岸田総理を非難する声が上がり始めています。
どストレートな政権批判…西村康稔大臣も記者会見で岸田総理の方針に異を唱える発言をしています。
高市早苗氏「先に財源論で戸惑った」 防衛費増税
https://www.sankei.com/article/20221212-CUEXZVD2DNKF3EAQKXXRPT3AAM/
「政治生命を懸けるなら辞表を出すべき」官邸幹部、高市氏をけん制 防衛増税で閣内から反発も「総理は絶対折れない」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/227659?display=1
当然にマスコミの格好の餌食となりまして、岸田内閣の求心力低下をさらに印象付けることになっています。
高市早苗大臣は「一定の覚悟を持って申し上げている」と閣僚辞任・更迭も辞さない強硬な発言を繰り返しており、年初とも噂される内閣改造への布石ではないか(主張するべきは主張して、入閣を避けるため)とも噂されています。
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さて、少し違った視点で見ますと、防衛費において増税を主張している人たちは、大きく三派に分かれるようです。
・シンプルに財政規律を重んじる派
・増税できるときにしておきたい、権益拡大派
・増税を主張することで防衛費膨張を牽制したい派
財政規律派で真面目に(?)やっている方には一定の理解できるのですが、後者2つは看過できないものがあります。
特に「増税するくらいなら防衛費は増やさなくていいや」という世論を喚起するために、防衛費増額には賛成するフリをしながら強く増税を主張している方々がもっとも狡猾とも言えます。
安倍後継を自負する高市早苗大臣らの主張は、こうした勢力に対するカウンターパンチという側面もあるのでありましょう。
いずれにしましても、政治的思惑はさておき、高市早苗大臣の増税批判の中身には共感できる点が多々あるところ。
政府与党内の議員とも連携できる点は連携し、増税に頼らない防衛費増額・防衛力強化に向けて政策提言を続けてまいります。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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