東京都23区で畑といえば…練馬区が有名ですが、
実は約半数の区部に農地が存在しています。
農地がある特別区は
・葛飾区
・江戸川区
・足立区
・北区
・世田谷区
・大田区
・目黒区
・杉並区
・中野区
・練馬区
・板橋区
以上11区。
おおかた、「予想通り!」といった場所ではないでしょうか。
港区や品川区には、やっぱり農地はないんですよねー。
23区内にある耕地面積は655ha。
また農家戸数は1,767戸で、農業産出額は48.8億円です。
(平成24年データによる)
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なぜ突然農業の話かと言いますと、本日教育庁の方と
打ち合わせをしていた際に、都立の農業系高校の話をしていたんですね。
恥ずかしながら、東京都立の農業高校って
「東京都立農業学校」一校だけなのかと思っていたら、
農業系高校で6校、農業学科設置校を含めると9校もあるんですね。。
近年「農ガール」なんて言葉も流行し、畜産漫画(?)の
「銀の匙(週刊サンデー)」のヒットなどもあって、
都立の農業系高校は高い人気となっているそうです。
んで農業高校の生徒さんたちは、夏休みになると色々な農家に
進んで「実習」を受けにいきます。都立高校は、受け入れ先の農家を探して
希望の生徒さんにマッチングさせる役割を持ちます。
あくまで自主的な実習なので義務ではないものの、
多くの生徒さんたちが長期休暇には受け入れ先の農家を探すそうです。
「なんて真面目な…!」と思いましたが、進学校の生徒が
夏休みに予備校で夏期講習の授業を受けるようなものかもしれませんね(?)。
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今回、教育庁の担当部署と、「うちの農家で生徒さんを受け入れたい」という
農家の担当者の方をおつなぎさせていただいたのですが、こうした生徒さんの
受け入れ先が増えるのは東京都としても歓迎とのこと。
「じゃあ、もっとそういう情報を発信したらいいんじゃないですか?」
と提案したのですが、残念ながらそういうシステムはないみたいで…
受け入れたい農家さんがいてもどこに連絡すればいいかわからないため、
個別に学校に連絡をして、ニーズがないと諦めてしまう場合もあるようです。
公募をかければ玉石混合な申し込みが増えて煩雑さが増すことは理解できますが、
生徒や農家、双方のためになるような情報公開は積極的に行って欲しいと思う次第です。
今後、適切な働きかけを行って参ります。
もし農業系高校の生徒を受け入れても良い農家の方が
このブログを見ていらっしゃいましたら、ぜひとも私までご一報ください!
(天文学的な確率だと思うけど!)
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おまけですが、東京都の農畜産物で
「TOKYOブランド」として認定されている7つのものをご存知でしょうか?
1 東京生まれの新しいキウイフルーツ「東京ゴールド」(農業)
2 生育旺盛、高品質なウド新品種「都香(みやか)」(農業)
3 早生で着色の良い完全甘柿「東京紅(とうきょうべに)」(農業)
4 香りのよいシクラメン「さわや香ミディ」「おだや香」「はる香ミディ」(農業)
5 産卵率を向上させた「東京うこっけい」(畜産)
6 東京の新しい銘柄豚「TOKYO X」(畜産)
7 アジな鶏肉「東京しゃも」(畜産)
(産業労働局HPより)
皆さまは、いくつ食べたことがありますか?
東京都民の代表ともいえる都議会議員であるワタクシは、
一つも食べた経験がないことに気づきました。。←
…こうしたものも積極的に食べて、
東京ブランドの発信にも努めていかなければなりませんね。。
それでは、良い週末を!
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
twitter @otokita
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