こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
本日5月3日は憲法記念日、全国各地で様々な集会が行われました。
我が党(維新)も松井一郎代表より、憲法改正に向けた論議の先頭に立つことを表明する談話を発表いたしました。
憲法改正「賛成」60%、「自衛のための軍隊保持」は45%…読売世論調査
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20220502-OYT1T50225/
>読売新聞社は憲法に関する全国世論調査(郵送方式)を実施し、憲法を「改正する方がよい」は60%(前回昨年3~4月調査56%)と、郵送方式となった2015年以降で最も高かった。
皮肉なことにと言うべきか、歴代政権の中でもかなり憲法改正に前のめりであった安倍政権が退陣し、比較的慎重・穏健な岸田政権で憲法改正に対する国民の関心が有意に高まる展開となっています。
もちろん、ウクライナ危機が影響していることは言うまでもありませんが、
NHKの世論調査でも「憲法9条改正の是非」で、改正の必要を認める回答が増加傾向となっているようです。
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核保有国による脅威が現実となった今、我が国の安全保障戦略に多大な影響を与えている憲法9条はこのままで良いのか。なおも防衛力の強化・核抑止の議論にフタを閉め続けるのか。
残念ながら「護憲」や「核廃絶」をただ唱えていればよかった時代は終わりを告げました。
維新はこれまでも
・教育無償化
・統治機構改革
・憲法裁判所の設置
の3項目からなる憲法改正の具体案を条文レベルまで発表・提示してまいりましたが、松井代表の談話にもあるように、これらに加えて
・憲法9条改正
・緊急事態条項の創設
についても参院選前に具体案を示せるよう、党内で議論を加速させていきます。
それでは、また明日。
■以下、松井代表の談話全文■
令和の世に入ってから 4回目の憲法記念日を迎えた。日本国憲法施行から75年を経て、この間、時代や国際情勢の変化に対応できなくなっているという現行憲法の課題があらわとなってきたが、立法府は頰被りを決め込んできた。
出口が見えない新型コロナウイルス禍にロシアのウクライナ侵略も加わり、国民の皆さまも、時勢から取り残された現行憲法の現実をますます実感されているものと思料(しりょう)する。
もはや立法府が惰眠を貪(むさぼ)っている暇(いとま)はない。現行憲法のままでは、わが国の平和・安定と国民の生命・財産を守ることができないのは自明の理であり、遅滞なく改正論議を進めるべきである。
日本維新の会は、教育無償化、統治機構(地方分権)改革、憲法裁判所の設置の3項目について改正条文を示しているが、いずれも日本の未来のために不可欠な改正であると確信している。併せて、緊急事態条項の創設や9条改正についてもイメージ案のとりまとめ作業を進めているところである。広告
国民の皆さまにも大いに議論をしていただきたい。そもそも国民主権を掲げる日本国憲法が一度も国民投票を経ていないのは立憲主義の大いなる矛盾である。国民が主権を行使する国民投票を実施し、憲法を国民の手に取り戻す必要がある。
現行憲法に一切触れさせないことに固執し、国会での憲法議論を阻むことは、国民の権利を奪うことになり民主主義の後退につながる。一部政党の「憲法を墨守して国民を守らず」という亡国をいとわぬ無責任な姿勢は断じて容認できない。
日本維新の会は、立法府における憲法論議の先頭に立ち、一日も早く憲法改正の国民投票が実施されるよう全力を尽くすことをお約束する
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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