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数年振り?!小池百合子知事、緊急事態宣言下の選挙応援でマイクを握る衝撃

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

千代田区長選挙・区議会補欠選挙は中盤戦を迎えますが、夕方17時過ぎに驚くべきニュースが駆け巡りました。

小池百合子知事が、推薦候補の応援でマイクを握っている…!!


(目撃者のTweet)

これはなんというか、純粋に驚きました。

知事による選挙応援を一概に否定することは致しません。色々ありますからね。

ただ、なにせ昨年6月に行われた都知事選挙・都議会補欠選挙では、「コロナ対策の公務に専念する」ということで、屋外の政治活動を一切行わなかったわけです。

当時は緊急事態宣言が解除されていたにもかかわらず、その徹底っぷりは脱帽するほどで、今回の選挙と同じく元秘書・部下が出馬していた都議補選の応援も、ビデオメッセージのみという厳格な対応でした。

ところが今回は、推薦候補の初日の出陣式に駆けつけたばかりか、選挙カーに乗って選挙運動・応援遊説!!

小池知事が選挙活動でマイクを握るのは、2018年の沖縄県知事選挙に応援に入られた時以来ではないでしょうか…?(違っていたらすいません)

現下は緊急事態宣言の真っ只中であり、日中も含めた不要不急の外出自粛を要請中。

昨年6月よりも格段に医療資源や経済状況は逼迫しており、都知事の一挙手一投足には注目が集まっています。

そんな中での選挙応援。(多分)公務の時間外とはいえ、選挙応援でマイクを握って活動していれば、少なからず批判は出てくることでしょう。

「都民に外出自粛・経済活動の自粛を要請しておいて、選挙応援とは何事だ!」
「知事が出歩けば、コロナは大したことないという誤ったメッセージを与えることになる」
「医療従事者や患者の気持ちを逆撫でするのでは?」

etc..

小池知事はそれでも、「批判は折り込み済み」で勝負をかけた

それ程この選挙は政治的な「天王山」であり、ここからの自分の応援如何で結果が変わると見込んでいるのでしょう。

前職区長や「都議会のドン」の思惑が渦巻いているとはいえ、再び自民党VS小池知事の代理戦争となっている千代田区長選挙を制することができれば、都議選に向けても衆議院選挙に向けての影響は無視できないものとなります。

着々と都知事二期目の「その先」を狙っている小池知事にとって、世間で言われているような自民党との手打ちという単純な話を超えて、自分の影響力をより大きくしてオプションが増やせる道を模索しているように思えます。

にわかに意外な盛り上がりを見せる千代田区政ですが、あくまで中心は候補者同士の政策論争。

私は引き続き区長候補は「いがらし朝青」、区議候補は「梅田なつき」を支援していきます。

緊急事態宣言下で投票(=外出)を呼びかけるのは心苦しい限りですが、期日前投票などを活用してぜひ投票に行ってください!

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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