東京から、あたらしくしよう

緊迫の年末。それでも政治家が「会食」をやめられないのは、原始時代からの習性だった?!

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

政府や各自治体が5人以上での会食自粛をお願いしているにも関わらず、与野党を問わず政治家の会食発覚炎上が続いています。

というか、これまではもっぱら自民党議員ばかりだったのですが、立憲民主党・柚木道義議員が炎上し、とうとう「与野党を問わず」という事態になりました。

まあ、これらもすべて氷山の一角なのかもしれませんが…。

立憲・柚木道義さん、5人以上の会食現場で笑顔の写真、亡くなった羽田雄一郎氏へのお悔み投稿に添付
https://ksl-live.com/blog38099

どうしてここまで、発覚したら炎上するとわかっているのに政治家は「会食」をやめられないのか?打ち合わせや挨拶だけではなく、なぜ「飯を一緒に食う」ことにこだわるのか?

この理由を進化心理学の観点から連続Tweetをされている方がいて、私はストンと腑に落ちました。

もちろん近視眼的には選挙のため・票のためということになるのですが、「関係構築の基本」「権力の源泉」これに尽きます。

思えば2020年はコロナの影響によりオンライン化・テレワークなどが飛躍的に進んで一方で、対面コミュニケーションの重要性が改めてわかった1年でもありました。

面と向かって会わなければなかなか進まないこと・わかりあえないことというのは存外にたくさんあって、やたらと人が集まる会議も必ずしも無駄なことばかりではなかったのだなあと(無駄なものもいっぱいあるけど)。

そして会うだけではなく、「一緒に飯を食う」。

狩猟採集時代、群れのリーダー・ボスは自らが仕留めた獲物を仲間たちに振る舞い、一緒に食べることで己の確固たる地位を気づいていたのでしょう。

獲物を仕留めるだけでもダメ、それを配るだけでもダメ。やはりそれを「一緒に食べる」というところまで完遂して初めて、文字通りその人の存在感がメンバーの「血肉となる」のだと思います。

現代の政治家は狩猟時代のリーダーと違って、ご馳走を参加者に振る舞えるわけではありませんが、やはり美味い店を紹介したとか豪華メンバーを一同に揃えさせたとか、会食の場で権力を誇示・維持することはやはり重要なのではないでしょうか。

とはいえ!!

今はそれを政治家が特にやってはいけない時期。会食の場で威光を輝かせていた政治家ほど、それを中断することには潜在的な恐怖が半端じゃないのでしょうし、同調圧力もあるかと思いますが、

「他の同業者(政治家)も同じ条件・環境でやっているんだから」

と自分を納得させてもらうしかありません。

そういう意味では、「抜け駆け」して会食を繰り返そうとする政治家をメディアが報じることは、ある種の「抑止力」につながって社会的意義があるのかもしれませんね。

政治家として過ごし方が難しい年末ですが、感染症対策を徹底しつつ、少しでもお役に立てるよう残り1日も活動して参ります。

それでは、また明日。

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おときた駿

音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 37歳
1983年東京都北区生まれ。海城中・高校→早稲田大学政治経済学部を卒業後、モエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、都議会議員に(二期)。地域政党「あたらしい党」代表。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、政治や都政に関するテレビ出演、著書も多数。37歳、二児の父。日本維新の会から公認を受けた参院選にて初当選、参議院議員に。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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