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不十分な与党案には、しっかり提案。法改正で法的拘束力と確かな補償を!

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

政府・与党が週内に成立を目指している「新型インフルエンザ等対策特別措置法」の改正案を巡り、各党の交渉が大詰めになっています。

もちろん我が党は国難に向けて協力を惜しみませんが、足らざるところはしっかりと提案していきます。

維新としては「新型インフルエンザ等対策特別措置法」の改正ではなく、新法制定による対応を提案してきました。

なぜなら現在、最重要課題の一つとなっているのは、「イベントの自粛」に対して法的拘束力(強制力)がない、それに伴い当然、然るべき補償も法的根拠をもって行えないという点だからです。

これは残念ながら「新型インフルエンザ等対策特別措置法」が新感染症に適用できるように改正しても、解決することができません。

スピードも要求されるこの局面では、新法にこだわるということは致しませんが、改正内容に上記の点を入れるよう強く求めていきたいと思います。

他の野党からは、「緊急事態措置」に国会承認をかける修正が出されているようです。こちらはこちらで、個人的には一理ある提案ではないかと感じています。

明日には与党案が閣議決定されるはずであり、まずはどういったアウトプットになるのか見定めつつ。

もし法改正が単なる新感染症の要件追加に留まる場合、イベント自粛に対する具体的な補償の枠組みを別途考案する必要があり、プランBとして私も引き続き検討していく所存です。

そして明日10日は緊急対策第二弾の発表ですが、現時点の見込みでは大変残念なことになりそうです…。

財政金融委員会の質疑にもご注目下さい。

それでは、まだ明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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