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新人議員が一刀両断「野次は国会の華ならず」!間のとり方と胆力にも脱帽

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

本日は参議院本会議。文部科学委員会に付託されている通称「給特法」改正案に対する本会議質疑が行なわれました。

教職員給特法改正案、参院で審議入り
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52498050S9A121C1EA3000/

重要法案は各委員会質疑の前に本会議場での質問が設定され、これは永田町用語で「登壇もの」と呼ばれているようです。

都議会における「代表質問」みたいな位置づけですね。

テレビ中継なども行なわれる「登壇もの」の注目度や格式は高く、控室で元自民党の鈴木宗男議員は「自民党では、一期生が登壇できる機会はなかなかない」とおっしゃっておりました。

そこに我らが梅村みずほ議員が、当選から4ヶ月で鮮烈デビュー!

新人議員にもこうしたチャンスが与えられるのが、維新の魅力の一つです(少数政党ならでは^^;)


(全編は参議院インターネット審議中継よりご覧いただけます)

マイクの音が霞むほどの口汚いヤジが飛び交い、議題とまったく関係ない質問(桜!)が飛び出す現在の国会状況。

「私は日本に生まれ育ち、人の話は最後まで聞きましょうと教わってきました」
「国語の時間には国語を、理科の時間には理科を勉強してきました」

と力強く発言。そして最後は

野次は国会の華ならず
子どもたちに見られても恥ずかしくない姿を、良識の府・参議院にも求める!」

とバッサリ!

与野党ともに議場が騒然とする、鮮烈な本会議デビューとなりました。

左右双方からヤジを飛ばされるということは、ど真ん中で正論を言っている何よりの証拠でありましょう。

昨晩から「緊張する~!どうしよう~!」とずっと言っていた梅村みずほ議員ですが、何をか言わんや堂々とした立ち振舞。さすが喋りのプロ中のプロです(だからプレッシャーがあったようですが…)。

特に舌を巻いたのが、間のとり方とそれができる胆力

私も都議会で相当なヤジを浴びてきた方ですが、どうしてもヤジが飛んでくると気持ちが乱れ、そのヤジをかき消そうと早く喋ってしまったり、声が上ずったりします。

そこで敢えて「間」を取り、ヤジを楽しむかのように浴び続ける。これはなかなかできることではありません。

私の登壇がいつになるかはわかりませんし、まあヤジを飛ばされないのが一番良いのですが(笑)、こうした堂々たる発言ができるよう、同僚から学び成長していきたいと思います。

本会議答弁は「一括質問・一括質疑」のため、本格的な政策論争は委員会にステージを移して行なわれます。

給特法についてはこちらの動画でも解説されています。ぜひ引き続きご注目いただければ幸いです。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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