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議員の年末年始って… -政治家であるのが嫌になる季節?-

日々のこと

いよいよ12月も、残すところあとわずかになりました。

12月27日(金)で役所(都庁)も基本的にはクローズするのですが、
年末年始は議員さんたちは一体なにをしているのでしょうか?

1.町内会主催の餅つき大会をハシゴ(これは12月上旬から)
2.消防団や町内会の夜警に混じって毎晩巡回
3.お世話になった個人宅や商店などを挨拶まわり
4.年賀状は出せないので、代わりの都政レポートなどを投函準備
5.いっそ開き直って何もしない

周りを見ていると、こんなところがスタンダードのようです。
5番の人は、珍しいですが…(江戸川のU都議とかですね。笑)

私の方は、1番は情報収集不足で出遅れ、4番には手が回らず、
年末年始のご挨拶も兼ねて個人宅や商店まわりを中心に行っています。
※無差別な戸別訪問ではなく、お知り合いや名簿にあるお宅の訪問です

スケジュール的にはこんな感じ。↓

12月28日(土) 商店街まわり(田端、東十条、赤羽)
12月29日(日) 個人宅&商店街まわり(王子、十条銀座)→消防団の夜警巡視
12月30日(月) 個人宅&商店街まわり(十条地区の残り)→消防団の夜警巡視

12月31日、1月1日 OFF

1月2日(木)~1月5日(日) 区内神社初詣、午後から個人宅まわり予定
1月6日(月) 消防団の出初め式から公務スタート。新年会・賀詞交換会ラッシュへ…

うーん、なかなかに気が遠くなります。
年末の特番なんかを見て英気を養っていた会社員時代が懐かしい。。

大師走と元旦は思い切って休みにしたので泣き言は言ってられないのですが、
お盆の季節に盆踊りをハシゴしていた時と同様、考えさせられる季節でもあります。

挨拶まわりは「地域の声を聞くため」といえば聞こえはいいですけど、
正直なところ次の選挙(の票)のためという側面は否めないわけです。

今日はとある商店にご挨拶をした際、

「…買っていかないの?買わない人には、票は入れないよ!」

と言われました。
実際に財布を持っていなかったこともあって(迂闊)
また来ますと言って失礼したところ、

覚えときな!あんたみたいな議員に、票は入んないよ!まわりにも言っておくからね!

と背中に向かって大声で叫ばれました。
その言葉自体もショックだったんですけれど、

結局は所詮自分も票のために行動していることと、
それを見透かされていることを感じて
、ものすごく悲しい気持ちになりました。

選挙とか、議員とか、民主主義って一体なんなんでしょうね…。

自分の中でも結論が出ていないので歯切れの悪い文章で申し訳ありませんが、
そんなことを考えながら悶々と過ごす年末年始になりそうです。

勿論、ポスターの掲示などをさせていただいたお家や、
選挙期間中にお騒がせした商店に感謝のご挨拶をするのは当然でありますし、
色々なご意見・ご指導いただける貴重な機会でもあります。

明日もコツコツと、自転車で元気に区内を走り回りたいと思います!

…とはいえ、色々と言われるとダメージも溜まるなぁ。。
議員も人間だもの。

それでは、本日はこんなところで。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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