大学時代からの親友の一人が結婚しました。めでたい!
というわけでこの週末は結婚式出席のため旭川に行っておりました。現職議員の方々は運動会や地域イベントシーズン真っ盛りで、忙しそうでしたね!(羨望の眼差し)
光栄なことに今回も友人代表スピーチを頼まれまして、今年に入ってから結婚式で乾杯などのスピーチを頼まれるのがなんと三回目で、さらに今後も予定が続いております。。
重ねてありがたいことに、(多分)結婚式のスピーチでは概ね好評をいただいておりますので、備忘録がてら、私が結婚式スピーチで心がけている&あまりマニュアル本に書いてないコツみたいなものでも書いておきたいと思います。
1. 新郎新婦やその周りの友人たちに徹底的にヒアリングする
結婚式のスピーチで来賓や友人に求められているのは、その新郎新婦の人となりがよく分かるエピソードを話すことだと思います。
これは案外と自分のメモリーをたどるだけではあやふやなもので、本人や周りの人間と棚卸しをしている中で見えててくるもの・思い出すことがけっこう沢山あります。
自分の記憶を過信して面倒くさがらずに、友人である新郎または新婦の人となりや話すべきエピソードについて、改めて本人や友人たちと話す合うと良いです。
2. 新郎新婦のブログやSNSを遡ってチェック
これも1番の延長線上ですが、ブログやFacebookは思い出の宝庫です。ここから新郎新婦の人間性をよく表す、素敵な記録が掘り起こせることもあります。
上記2つの作業を丁寧にやっている人って案外と少なくて、どうやってうまく話すかというテクニックに目が向きがちな気がします。
ですが、このエピソードの「精度」みたいなものがスピーチの成否を分けるので、この作業に実は一番時間をかけるべきだと思っています。
もちろん、本人にはネタバレをしない範囲で。。
3. スピーチ原稿は全部文字に起こす(原稿を書く)
ここからはテクニックの話しですが、話す内容は全部文字にします。
私はかなり人前では話しなれている方だと思いますけど、このプロセスは絶対に踏んだ方が精度が上がります。
友人代表スピーチはせいぜい5分から10分なので、全文を原稿にしても3000文字程度です。
面倒くさがらずに、一回文章にしてみて内容をチェックしましょう。
4. ちゃんと本番さながらで練習する
最後は当然のことながら、ちゃんと読んで練習します。原稿を見なくても一言一句、同じ内容が出てくるまで読み込みます。
私はなぜか、練習してないと思われることが多いのですが(苦笑)、ちゃんとやりますよ!!だいたいスピーチ当日の朝、風呂の中で素っ裸になって本番さながらを想定してやっていることが多いです。
念のために言っておきますと、風呂場で素っ裸なことに意味はないので、練習はどんな環境でやっても良いと思います!!
5. 会場では緊張を楽しむ
緊張しないとか人間には不可能です。むしろちょっと緊張しているくらいの方が、ハイパフォーマンスが出ることが多いです。
飲み過ぎは絶対にNGですが、緊張をほぐすために適度にお酒を楽しみながら、自分の出番を厳かに待ちましょう。
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というわけで、幸せそうな新郎新婦におすそ分けとパワーをもらった週末でありました。
次に人前でマイクを握るのはなんの選挙になるのやら。
常在戦場で、さらにスピーチスキルを磨いていきたいと思います。
それでは、また次回。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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