こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
今朝は、音喜多東京都議と共に
赤羽駅西口にてご挨拶を。ママ友、パパ友、
生まれ故郷の福島が同郷の方から応援いただきました????☺️どうもありがとうございます????
暖かい一日になりそうですね✨
皆様にとって、今日も良き日になりますように✨#北区 #選挙 pic.twitter.com/Q007wSjrIg
— こまざき美紀(駒崎美紀)/北区 あたらしい党公認予定候補 (@komazakimiki) 2018年12月3日
本日は朝の街頭活動や打ち合わせをこなした後、つくばエクスプレスに乗って北上。
筑波大学にて行われている、落合陽一教授の授業「コンテンツ応用論2018」に、ゲスト講師としてお声がけいただいたためです。
コンテンツ応用論
https://www.mast.tsukuba.ac.jp/lecture/syllabus/GC14301.html
メディア・コンテンツ産業の潮流や社会的ニーズの理解を目指す。第一線で活躍するクリエータ,プロデューサ,エンジニア等を講師にお招きし最先端の創作活動や最新のビジネス動向を議論する。
(上記授業ページより抜粋、強調筆者)
…わたし、クリエイターでもエンジニアでもないけど。。と思いつつ、よく考えると「政治」だって最強コンテンツの一つですよね?!ってことで。
過去の講師陣を見ると錚々たる著名人が並んでいて、特に直近の先週は有名アーティストの「ぼくのりりっくのぼうよみ」さん。事前にTwitterを覗いてみると、
「今日のゲストは政治家らしい」
「誰?」「知らん」
といった書き込みが相次いでおり、閑古鳥が泣いているんじゃないかと心配になったのですが…。
大教室がびっしり満席。さすが落合陽一パワー…!毎年、申込みが殺到して選外が多発する人気授業だそうです。そりゃそうか。
なお、Twitterのハッシュタグ「#コンテンツ応用論2018」で呟いた回数が成績(出席)に影響するらしく、このタグで検索すると授業に対する感想や意見が活発に飛び交っている様子が見られます。
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最初の20分、自己紹介がてら簡単に政治家になった理由・経緯をプレゼンした後は、落合さんと約2時間マシンガントーク。
ちなみに落合さんとは、数年前に「20代当選議員の会」という地方議員の勉強会で共に講師を務めたときに知り合ってから交友が始まり、リアルで会うのはその時以来だったのですが、まったくそんな感じもせず(笑)。
ふたりともめっちゃ楽しそうだけど話のテンポがすごい#コンテンツ応用論2018
— しらせ (@shirasu_pom36) 2018年12月3日
ようこんな喋れんなあ
— ちょっと髪伸びてきた (@wawawpj) 2018年12月3日
9. 今日すっごい早口で展開が速い #コンテンツ応用論2018
— どや (@earth__8) 2018年12月3日
早口×早口の二人なので、我ながらとんでもないスピードで議論が進んでいくことに。。
何がメインというのも思い出せないくらい、都政から議員の資質、政治とメディア発信のあり方についてまで話は多岐に渡ったのですが、個人的にツボだったのは、ガチで忙しいことで有名な落合陽一先生が切り出したこの一言。
「1時間だけ車で移動中に休憩時間ができたので、議員の政治資金収支報告書を全部読んだんですけど…」
なぜだー!!笑
休憩時間の使い方がストイック過ぎる。そこから話は、政治家の資金集めやそこから生まれるしがらみ、なぜ二世議員が増えてしまうのかという話題に…。
政治家・議員は「政治団体」を立ち上げて、そこに寄付金を集めたり政治資金パーティーを開いたりして、大物議員になると億単位で政治資金を集めます。
こうした政治資金はすべて、毎年「収支報告書」を提出して、それはすべて公開されるわけですけども、色々な特典というか、抜け道が存在するのですね。
例えば、政治資金はすべて原則「非課税」です。政治資金パーティーなどでお金を集めても、そこから納税する必要はありません。また、自分自身が代表を務める政治団体に寄付をして、お金を貯めておくこともできます。
さらに、政治団体は代表者を変更することが可能なので、億単位の資金をプールしたまま誰かに引き継ぐことができます。
これが何を意味するかと言うと、親が政治家で自分の子どもに世襲させたい場合、これまで集めたお金や自己資金をすべて政治団体(資金管理団体)にぶち込んで子どもに引き継げば、相続税が取られずに資金をスライドさせることができるわけです。
もちろんこうした政治資金の支出面については、公開義務も含めて一定の制限がかかるわけですが、こうした「抜け道」を考えると、多額のお金を扱う政治家という職業に「世襲」が多い理由が見えてくるのではないでしょうか。
Twitterのハッシュタグを見ると「政治家には相続税がかからない」という書き込みが散見されましたが、上記のように正しくは「政治団体には相続税がかからない」ということです。
以上、念のため補足まで(丁寧なアフターフォロー)。
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そんな授業内容はなんと、後日「週刊プレイボーイ」でその一部が御覧いただけるようです。
国立大の授業が毎回プレイボーイで読めるという… https://t.co/OfFm6S9RPd
— 落合陽一 (@ochyai) 2018年12月3日
また掲載時期が近づきましたら、皆さまにもお知らせしたいと思います。
学生さんからの質疑応答も非常に活発で、あっという間の75分×2の二コマ講義でした。
あとこの授業、ちょっと専門的な用語を使っても、すぐに学生さんがググって調べてくれるから補足する手間が省けて良いですね。議会もそうすべきだな。確信。
授業の様子が気になる方はぜひ、ハッシュタグ「#コンテンツ応用論2018」も覗いてみてください。
頭の回転ギアを上げすぎてヘットへとになりましたが、お声がけいただき本当にありがとうございました!
落合さんには学生向けに私の処女作にして最高傑作「ギャル男でもわかる政治の話」を献本してきたので、次にできた1時間の休憩にはこれを読んでくれるといいな(笑)。
学生の皆さまもぜひご一読いただき、授業や出会いをきっかけにより一層「政治」を身近に感じてくれると嬉しいです。結党大会の参加もお待ちしております!
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
twitter @otokita
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Tags: コンテンツ応用論2018, 落合陽一