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18歳~19歳の青春は、だいたいカンフー(中国武術)につぎ込んでいた話【雑談】

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

今週末は天気予報を覆して好転に恵まれ、区内各地でも多くのイベントが盛況となっておりました。

明日の決算委員会準備の合間に、飛鳥山公園で行われている「北マルシェ」に。

昭和ルックの主催者たちが雰囲気を作り、人力車が公園内を所狭しと駆け回っていました。

なぜか出店「赤羽横丁」では、お酒かフードを買うとプロキックボクサーがミット打ちを受けてくれるサービスが(笑)。

久しぶりにやったら30秒で息が上がりましたけど、春先に練習会に参加したプロ格闘家の青木真也さんがインスタに「きれい」というコメントをくれたので、ちょっと嬉しくてテンションもあがったのでした\(^o^)/

そんな私は一応、こう見えて格闘技(武術)経験者でして、中国武術(カンフー)を18歳からかれこれ8年間くらいやっていました。

で、先日母校の学園祭に行った時に、当時の練習場所を見に行ったらエモくて泣きそうになったので、今日はまたそんな思い出話を書きたいと思います。

私の大学時代といえば学園祭スタッフ(早稲田祭運営スタッフ)なのですが、実は始めたのは大学2年生の途中から。じゃあそれまで何をやっていたのかといいますと、そこでカンフーなのですよお客さん(誰?)。

「強くなりたい」
「ジャッキー・チェンのようになりたい」
そうすれば女の子にもモテるはず

という、どこから見てもスキしかない論法に動かされて、「早稲田カンフー」というサークルの門を叩いた18歳の私は、元々ハマると凝りだす性格もあってカンフーに没頭。

当時の大学生は試験前以外に勉強なんてものはしなかったので(?!)、週3回の練習には欠かさず顔を出し、夜中には近所の公園で自主練に励み、「器械」と呼ばれる中国武術の武器をキャンパス内で持ち歩き、カンフーパンツで日夜過ごすという意識の高い生活をしておりました。だから女友達ができなかったのか

さらにサークルだけでは物足りなくなった私は、月謝を払って外部教室(東京中国武術協会)にも通い出し、スクールカースト最底辺のド文系から脱却してメキメキと身体能力を伸ばしていきます。

そして大学2年生にあがったとき、事件は発生しました。

当時、練習には多くのOBが顔を出してくれていたのですが、そのOBがたちと幹事代の3年生が練習方針を巡って対立。

OB「わかった、もう練習にくるのはやめる!口出しも一切しない!」
3年生「いえ、もういいです。私たちは早稲田カンフーから退会します!」

そして誰もいなくなった。

ってオイぃぃぃ!!

なんと、練習を教えてくれる先輩たちが誰もいなくなってしまいました。

そこで、23代続いたサークルとして史上始めて、2年生でキャプテン(主将)に強制的に就任したのが私で。

あれこれ練習メニューを考え、だいぶこの時に続いてきた伝統を変えてしまったりしたのだけど、他人に「責任を持って教える」という経験は、ここで得たものが大きかったなあと改めて思います。

逆に本来の幹事代である3年生になってからは、早稲田祭が自分の中で比重が大きくなってきたこともあって、下の代に任せっきりになってしまった部分もありましたが、18歳~19歳という脂が乗った時期にめちゃくちゃ身体を鍛えたことは今なお残る自分の大切な財産。

今でもほぼノー練習でもいきなり数十キロ走れたりと、普通の政治家に比べても体力的に大幅なアドバンテージがあるのは、間違いなくこの時期の鍛錬がベースになっていると思います。


(2013年にネタで撮影。八極拳!)

15年前はスマホなんてものはなく、デジカメを持っている人も少なかったので、カンフーやっている写真や動画がほぼ残っていないのはけっこう残念。

ちなみに当時、「早稲田カンフー」に一緒に入った同期のO氏は、見るからにヲタクでヒョロヒョロのもやし学生でしたが、今では通背拳を修めたムキムキの日本チャンプです。

「運動神経や体格に恵まれていない人ほどカンフーをやるべき」という私の謎哲学は、ここからも正しさが証明されていますね?!

という思い出話をしていたら、また武術をやりたくなってきましたな…。スポーツの秋!

このブログを読んでいる学生さんや20代の若者がいましたら、若いうちに身体は適度に鍛えておくことを強くオススメ致します。

身体は文字通り、資本ですからね!

社会人になると、無限にあった時間もなかなか取れなくなってくるもの。合間にランニングや筋トレをしながら、当時の体力や技術をなるべく落とさないようにアラフォー男子も頑張りたいと思います。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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