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お金もコストもほぼかからない「情報公開」「議会改革」は、目の間にいくつもあるのだが…

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

11月11日というなんだかめでたい並びの本日。天候にも恵まれ、明日の質疑準備の合間にこまざき美紀区政委員と街頭活動を行いました。

「オレンジのものを身に着けなきゃ!」

ということで、すでにダウンジャケットモードなのですが、今日はぜんぜん暑かった…。

たくさんの方にお声がけ・チラシをお受け取りいただき、ありがとうございました!

そんな週末に、新人都議が都政運営・都議会改革についての熱い想いをブログで公開していました。

●東京大改革とは何だったのか~変わらなきゃ、都民ファーストの会~

党内外から様々な批判・意見が寄せられることが予測される中で、こうした内容をオープンに発信する姿勢は素晴らしいと、まずもって深い敬意を表します。

この中で繰り返し出てくる「情報公開」「透明化」「(議会)改革」については、今の都議会は第一会派も含めて極めて後ろ向きだと判断せざるをえないと日々痛感しています。

例えば現在、決算特別委員会が毎週開催されていますが、「何をやっているんだかサッパリわからない」という都民がほぼ全員でしょう。

質問内容を熱心に発信する議員も希少ですし、質疑はネット中継もなく、議事録公開もずっと先だからです。

むしろ議員の私ですら、自分の質疑準備で傍聴に行けなかったので、10日(金)に行われた各会計決算特別委員会の模様がさっぱりわかりません。都政の報道もほとんどなくなってしまいました…。

しかしながら、議会がその気になれば、この状況を打破する方法はあります。

それは決算特別委員会の質疑を、ネット中継機材がある部屋(第15委員会室・予算特別委員会が行われる部屋)で行うことです。シンプルにそれだけ。

新たに何かを用意する必要もなく、必要なのはネット中継を実際に行うための人員だけでしょう。

他の日程はなくこの部屋は常に空いているわけですから、なぜここを使用してネット中継し、都民に情報公開をしないのでしょうか?

同じように、オリパラ特別委員会など他の常任委員会と日程が異なるものについては、常に第15委員会室を使用してネット中継をすれば良いわけです。

新たにネット中継機材を部屋に常設したり、公用車の存廃を決めたりすることは予算措置にかかわるので、議論に時間がかかるという言い訳も5%くらいは理解できます。5%だけですけど。

一方で、このように主要な委員会を今あるインフラでネット中継したり、そもそも「秘密会」である理事会を傍聴人・マスコミを入れて公開にするなどは、議会がその気にさえなれば今すぐにでもできることです。

細かなことでも積み重ねで「本気度」を外部に見せていくことが、再び都政が変わる期待感を都民に持ってもらうための第一歩ではないでしょうか。

こうしたことを引き続き提案しつつ、(ネット中継などはないけれど)明日は自分の公営企業会計決算特別委員会の総括質疑に臨みたいと思います。

市場運営・新規参入問題について触れる予定ですので、またご報告致します。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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