こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
古(いにしえ)のSNSであるmixi時代からどっぷりとネットの世界にハマり、それなりにSNS界隈には明るい政治家とされる私ですが、インスタについては2013年にアカウントを取得したもののほぼ放置。
最近になってようやくそれなりに更新頻度を上げつつ、インスタを活用する議員も増えてきたことを感じているのですが、古くからこの政治業界には
「政治家が参入してきたら、そのサービスは時代遅れ」
という言い伝えがあります。
いえ、盛りすぎました。オトキタ総研調べ(私が勝手にそう思っているだけ)です。
しかしながら、またもその言い伝えが証明されてしまったようです。ストラテジストの永江一石さんが衝撃的な分析をアップしておりました。
【驚愕】InstagramはおばさまのSNSになっていた。
https://www.landerblue.co.jp/blog/?p=40629
なんとここ2年でインスタグラムのユーザーは劇的に変化し、女性を中心に40代・50代の新規ユーザーが激増。
人口比も相まって、すでに総数では若い世代よりも40代・50代ユーザーの方が多いという状態になっています。
…なるほど、どおりで政治家にとって「居心地」が徐々によくなってきたはずですわ(笑)。
政治家の感性・嗅覚というのは「それが票になるかどうか」という点に特化しておりまして、文字通りインスタが「若者向けのツール」だった時代は、ユーザーの投票率が低かったり投票権がそもそもなかったり、「やっても実利にならないツール」の代表格でした。
ところがこれだけ上の世代が増えてきて、その中で「好感の持てる政治家」的な地位を確保すれば、それはそのまま得票につながる可能性が高いわけです。
で、政治家が参入する→「ダサい」というイメージが醸成される→若者がどんどん離れていく、という循環にまんまと乗っていくような気がします(苦笑)。
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それにしても永江さんが記事の中で指摘しているように、
>Webの世界は1年で常識が変わる。いつも敏感に自分のデータを入れ替えてないといけないのです。
この点につきますね。まさに私も他の議員からSNSの特性について質問されたときに、
「インスタは若い世代が中心ですから(ドヤッ)」
って言ってましたからね…。
余談ですが、最近はFacebookの過疎化がマジでヤバイと感じています。以前と変わらないくらいのアクセス数のブログ記事でも、Facebookの「いいね!」数は半分くらいになってて、流入数もみるみる減っている。
単に利用者が減っているだけじゃなく、きちんと見ている人からも
「Facebook、最近更新してなくない?オトキタくんの投稿、見ないんだけど?」
と二人くらいから言われたので、何か表示アルゴリズムが変更されたこととも関係しているのかしら…?
来年の統一地方選挙に向けて、政治家とネットの向き合い方も改めて再研究し、洗い出す時期にきているのかもしれません。
私も閉会中のこの夏に、また色々と研究し、自分でも試してみようと思います。
皆さまからも最新情報をご教示いただければ幸いです。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
twitter @otokita
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Instagram @otokitashun
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