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画像を用いた案内板、多言語によるガイダンスの必要性再び。オリンピックパーク視察など【平昌視察】

日々のこと,

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

視察2日目の本日は

AM:平昌にある「オリンピックパーク」視察
PM:「ジャパンハウス」レセプションパーティーに出席
夕方~ KTX(高速鉄道)にてソウルへ移動、夜着

という行程となりました。

あ、ちなみに今回の視察では、競技は一切見れません。か、悲しい…!(でも遊びではないから仕方ない)(しかし本音では見たかった←)

まずはオリンピックパークへ。パブリックビューイングや公式グッズ販売店、各スポンサー企業などが様々なブースを出展し、競技のチケット持っていない方でも楽しめる施設となっています。

ただ午前中ということもあってか、まだ人の入りはまばらでした。土曜日だけど、大丈夫かな…?

次期五輪大会の開催地である日本が出しているPRブース

TOKYO 2020 JAPAN HOUSE(ジャパンハウス)

もこちらにあります。

ジャパンハウスの中には2019年ラグビーW杯のPRコーナーや、

東北や熊本といった被災地に関する展示もなされていました。

自分の全身を撮影して、アバターとして日本のPR動画の中に登場させるなどの体験型コーナーも充実しておりますので、平昌にお越しの方はぜひ足を運んでみてください。

なお、外国人向けなので、展示物には逆に日本語表記はありません^^;

公式グッズが販売している巨大ブース。かなり大規模な会計レジなどが設置されているのに比して、お客さんの購買状況はイマイチのような…

メインスポンサーの1つである、マクドナルドのブースは常に長蛇の列!元マッククルーとしてはなんとなくうれしい限りです。

なおマクドナルドは、選手たちが生活する選手村の中にも出展しており、世界各国の選手にかなり人気があるとのこと。

ジャンクフードと批判されたりもしますが、好きなものを食べてテンションを高めるのもプロ意識の1つですよね!?

そして2020年東京大会では、マクドナルドがメインスポンサーから降りてしまったため、これに替わるほど汎用性のあるメニューの提供が課題の1つとなりそうです。

ある意味、世界共通言語の1つですからね、マクドナルド。

さて、オリンピックパーク運営でやはり気になったのが、外国語案内表記とガイダンスの不足でした。看板とかが本当に少ないんですよね…。

大きな案内板以外にも、例えばこういうところ。

車椅子で入れるバリアフリートイレが設置されており、それは素晴らしいのですが。

なんて書いてあるのかさっぱりわからない…!

いわゆる言語バリアフリーが足りない状態ですね。他にも、議論を呼び起こしたのがこちらのピクトグラム。

レストランのドアに貼ってあったのですが、うーん??

「ここで壁ドンしないでください?」
「いや、逆でしょ。壁ドンするならここで!みたいな?」

と意見が別れたものの(なんでだよ)、後ほどガイドさんに聞いてみると「このドアは開けたら閉めてください」といったようなことが書かれているようです。

わかるかー!!(苦笑)

レジ横に掲示されているレストランのメニューもものすごーく小さくて、写真がついてないので食べたいものを選択するのはかなり難しいのではないかと思いました。

多言語表記・視覚による情報保障は、会場周辺のみならずオリンピックパークや東京都全体で、しっかりと推し進めていくように提言していきたいと思います。

午後からは場所を移動して、ジャパンハウスのレセプションパーティーに出席。

安倍首相もいらしてお祝いのスピーチと、出席しているIOC関係者に向けて札幌五輪誘致のアピール。

会場ではジョン・コーツIOC副会長とご挨拶することができました(写真は他の都議のカメラの中に…)。

出席者に向けて寿司などの日本料理が振る舞われた他、二階には札幌のPRコーナーも。

冬季五輪の熱気を間近で見ると、2026年の札幌五輪誘致は是が非でも成功させたいという思いが高まりますね。

そしてレセプション終了後は、高速鉄道の駅へ。ところが昨晩に引き続き、また会場導線(シャトルバス)が大混雑!

ちなみに平昌の街の川はこんな具合に氷漬けになっており、今日は風が強いためシャトルバスの待ち時間で視察団はまとめて死にそうになりました…(レセプション出席で正装をしていたため)。

結局、シャトルバスを待っていては乗るべき電車に間に合わないとのことで、少し離れた場所まで歩いて自分たちの貸し切りバスと合流。

五輪開会式後、深夜に観客大混乱「電車は終わりました」:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL2B1DZ1L29UHBI03Y.html

早速、昨晩のことがニュースで取り上げられているように、メイン会場・競技場⇔車両基地・公共交通機関の導線確保は重要な課題です。

もちろん鉄道などの公共交通機関がない平昌と東京では大きく事情は異なりますが、場合によっては公共交通機関の深夜運転などを検討する必要があるかもしれません。

こうした体験・知見もしっかりと提言に反映していきたいと思います。

そして現在は、ソウルに向かうKRT(高速鉄道)の中でこちらのブログを書いています。

高速鉄道は揺れもそれほどなく、ちょこちょこ切れながらもフリーWi-Fiがつながるので快適です。

明日はソウル市内のオリンピック関連施設を視察し、東京に戻ります。

今日は早く寝ましょう…!

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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