こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
師走に突入し、いよいよ今日から年内ラストの都議会定例会がスタートです。
所属会派の変更に伴い、座席もお引っ越しして心機一転です。やっぱり席は前の方のが落ち着くなあ。。
開会日となる本日は、恒例である知事所信表明演説が行われました。
小池知事 都政専念を強調 都議会定例議会が開会
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171201/k10011242991000.html
上記のニュースにもあるように、冒頭に知事から先の総選挙にコミットしたことに対する謝罪がありました。
すでに所信表明はコチラに全文が掲載されておりますので、該当部分を引用しておきます。
都政に専念する姿勢は、おおむね多くの会派に好意的に受け取られたようですし、私自身も歓迎したいと思います。
しかしながら所信表明においては、もっとも注目される市場移転問題について、残念ながら従来通りの主張を繰り返すのみで、現状を打破するような発言は見られませんでした。
豊洲市場の開場に向けましては、追加対策工事の実施と完了後の専門家会議による確認、農林水産大臣の認可手続きなど、一連の手続きを着実に進めてまいります。併せて、業者の皆様、都民の皆様に対する正確な情報提供を積み重ねて、しかるべき段階におきましては、私自ら安全・安心についての発信を行ってまいります。
また、豊洲ならではの活気や賑わいの創出につきましては、千客万来施設の整備をはじめ、地元区や関係者とも知恵を出し合いながら積極的に取り組んでまいります。こうしたステップの先に、豊洲市場を、誰もが安心できる活気溢れる日本の中核市場へと育て上げ、新たな豊洲ブランドを確立したいと思います。
一方、築地の再開発につきましては、10月に検討会議を立ち上げ、これまで二度にわたり、築地を新たな魅力の発信拠点としていくための議論を進めてまいりました。経営、文化、まちづくりなど、幅広い分野でご活躍の委員の皆様に、引き続き自由な発想で検討を重ねていただき、来年5月を目途に、夢のある築地の実現に向けた「まちづくりの大きな視点」を取りまとめてまいります。
豊洲と築地、その両方を活かし相乗効果を図ることで、東京の新たな魅力の創出と発展に繋げてまいります。
…10月中旬に移転時期が決定していることを強調されたものの、新市場建設協議会が再開される見込みは立っておらず、今後の見通しは不透明な状態です。
いわゆる「安全宣言」や、関係者との折衝についても踏み込む気配を見せず、このままでは膠着状態が続くことが予見されます。
こうした中で、ボトルネックとなっている築地再開発の計画が取りまとめられるのが半年後(!)ですから、このままでは事態がますます混迷を極める可能性もあります。
この知事の市場政策方針についてが、来週の代表質問・一般質問の中心となるでしょう。
二人会派である私にも、質問の時間がわずか6分(!)ながら与えられることになりました。限られた時間ではありますが、しっかりと知事と対峙し、建設的な政策提言を行っていきたいと思います。
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その他にも都独自の「自画撮り被害」を防ぐための条例案など、70余の議案が審議されることになっています。
東京都 「自画撮り」被害防止で罰則付き条例改正案提出へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171130/k10011240551000.html
2週間の日程となる都議会本会議の行方に、ぜひともご注目いただければ幸いです。私も出来る限り、情報をお伝えしていきます。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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