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ぬこ(猫)ウォーズ episode2 -子猫の帰還-【ほぼ雑談】

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

先日、野良猫ちゃんが事務所の天井裏で出産をしてしまった件についてご紹介しました。

珍事件!事務所の天井から動物の鳴き声が…ぬこ(子猫)救出大作戦【雑談】
http://otokitashun.com/blog/daily/14994/
親猫が迎えに来て、一件落着。子猫に遭遇した場合の正しい対処法とは?
http://otokitashun.com/blog/daily/15013/

これで事態はすべて収束した。

はずだった。

しかし。

彼らは帰ってきた。

 

…帰ってきちゃダメーーー!!

 

いや、週末を挟んだり、大工さんの都合がつかずに天井の穴をすべて塞ぎ切る前に、どうやら親猫ちゃんがまた子猫を連れて天井裏に侵入してしまったらしく。

しかも、どうやら子猫が動き回っているうちに天井裏から壁際の隙間に転落。ミャーミャーと合唱している声が聞こえているものの、もはや親猫を含めて(多分)誰も手出しができず…。

というわけで。

プロの大工さんたちとともに、第二次サルベージ作戦を開始。鳴き声を頼りに、事務所の壁に穴をぶち開けて…

いたー!!

いやはや、こんな絶妙な隙間に、よくぞ落っこちてハマれるものです。。

一匹を救出したものの、まだ鳴き声は断続的に続いており、柱の関係もあってもう一箇所に穴をあけてそちらからも子猫を救出。

念のため、取り残されがないか天井にも穴を開けて天井裏を最終確認して、再発防止のためにすべての侵入経路をクローズ。

事務所の内側にでかい穴を3箇所あけるという貴い犠牲を払って、救出された二匹の子猫たち。とりあえず元気そうで何よりですが…。これが11日の木曜日。

動物愛護センターや専門家のアドバイスにもとづき、屋根付近の近いところに安置して親猫の迎えを待つものの、人間の香りがついてしまったためか、親猫は頻繁に様子を見に来るけど連れていかない…。

12日(金)の日中は、カラスも怖いので軒先に避難。さて、ここからどうしたものか。明日からまた週末に入ってしまうので、各種業者もお休みに入ってフットワークが落ちてしまうし。。

これはもう一度、身近で詳しい人に相談した方が良さそうだ。誰か詳しい人、詳しい人、いたっけな…

いた!

猫村さんだ!

※猫村さん
東京都議会議員・塩村あやかさんのこと。動物愛護政策に取り組み、自らも保護活動に勤しむ。一時期は、都議会自民党からセクハラヤジを浴びせられた人として注目を集めた。

メッセンジャーで相談してみたところ、

「子猫だけ保護するのではなく、親猫も捕まえて不妊去勢手術を施すのがベスト。捕まえて!」

という指示を受ける。素人なので無理ですと率直に伝えたら、猫村都議が自ら捕獲器を持って訪ねてきてくれることに。

おお、捕獲器の実物は初めて見た。子猫たちの近くにエサを入れた捕獲器を置いて、親猫が引っかかるのを待ちます。

一度は親猫が近づいてきて、「ガシャン!」と捕獲器が作動するものの、捕獲に至らない。これがさらに親猫の警戒心をあげてしまったようで、12日(金)の日付変更線をまたぎ、結局のところ親猫はワナにかからず…。

子猫の体力、翌日の予報が雨であること、この二匹以外にも他の場所に子猫がいる可能性など、様々な状況に鑑み、

「ベストではないが、衰弱する前に子猫だけでも保護する」

というベターな選択を取ることになりました。というわけで、

ちょっと狭いけど、短い間だからガマンしてねー。

動物病院でのケアと、里親探しにも対応してくださるということで、猫村都議に子猫たちは連れていっていただきました。

その後の猫ちゃんたちの様子は、猫村都議がFacebookで報告してくれています。

塩村あやか都議Facebook
https://www.facebook.com/ayaka.shiomura.7

この時点で夜中の2時。翌日は朝イチから消防団の水防訓練に参加する予定だった私は、事務所のソファーにお泊りと相成りましたとさ。

本当は親猫も一緒に連れていくのがベストということで、完全に「めでたしめでたし」とはならなかったわけですが、今度こそ一連の猫ちゃん事件は幕を閉じそうです。

「ベストを尽くすが、それが叶わない時は、出来る限りのベターを選択する

というのはどんな政策判断でも同じことで、こうした状況判断も含めて様々な点が改めて勉強になりました。

子猫を失った親猫は再び発情し、また妊娠・出産に至ってしまう恐れもあります。前回と同じ結論ですが、やはり地域猫の繁殖を戦略的に抑制していくことが非常に重要です。

こうした事態を悪化させないために、皆さんも野良猫にむやみにエサを与えてはダメですよ!野良猫を餌付けする場合は、不妊去勢手術まで面倒を見てあげましょうね。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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