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投票率は約11%の大幅アップ!トリプルスコアが民意を示した千代田区長選挙

日々のこと

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

1週間にわたって繰り広げられてきた千代田区長選挙、20時ちょうどに石川まさみ候補に当確がつき、22時40分に開票結果が確定しました。

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選挙戦の最中も手ごたえは感じていましたが、最終的にトリプルスコアを超える3.4倍の得票となりました。

文字通りの「圧勝」ができたことはとても喜ばしい一方で、もう一つご注目いただきたいのが投票率です。なんと前回から11.4%アップし、53.67%となりました。

千代田区長選挙で投票率が50%を超えることは1981年以来で、また統一地方選挙の日程とずれるようになってから過去最高の数字だそうです。

「劇場型選挙だ」「代理戦争化をして、区民を巻き込んだ」

などの批判もありますが、これだけの有権者に投票所へ足を運ばせた功績は、誰にも否定できないと思います。

今回の対立構造やマスメディアの報道によって投票に行く人が増えたのだとしても、投票という行為はその人の「意識」に確実に変化をもたらします

某アイドルの総選挙でも、自分が投票をしたメンバーへは思い入れが明確に強くなり、動向が気になるのと一緒です。投票した候補がどうなるのか、公約は守られるのか…有権者の関心が高まることは間違いありません。

いち地方選挙がこれほど注目をあび、投票率が急上昇するのは、通常では考えられないことです。もちろんポジティブな変化であることは間違いありませんので、この流れが引き続き都議選まで継続することを期待するばかりです。

当確後は石川まさみ事務所前で受けたメディアからのインタビューで、

「今回の結果が、都議選に与える影響は??」

ということを聞かれましたが、当然、大いに影響があると思います。

今回の選挙はもちろん、一義的には区政運営が争点でありましたが、お互いの陣営の推薦人・応援人として自民党都連と小池百合子知事がついた以上、これまでの都政運営についての信任投票という面があったことは明らかと言えます。

それに対してこうした結果が出たということですから、来るべき都議選と東京大改革の推進に向けて、強力な推進力となることは間違いありません。

最近では「都議会自民党も改革政党」「知事とは政策の方向性が一緒」などの発言が目立ちますが、その路線や理念・政策の違いは明白です。それがもし本当なら、そもそも今回の選挙でこのような対立構造は発生していないでしょう。

それにしても、五十嵐候補の大健闘には驚きました。国政第一党の推薦候補にこれだけ肉薄したのですから、また違ったステージでの可能性は十分にあるのではないかと思います。

逆に組織的選挙を受けながらこうした結果に終わった与謝野氏については、今後も政界で活動しようと思うのであれば、大変厳しい道が待ち受けていると思われます。それがこの選挙という世界の、恐ろしいところですね…。

いずれにせよ、引き続き都民の皆さまに都政課題や争点が明確にお示しできるよう、都民ファーストの会としても組織づくりや政策立案、公約策定を進めて参ります。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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